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私たち人間は誰しも与えられた自前の頭と身体で生きていかなくてはなりません。生まれてしまったからには誰にも文句も言えず、与えられた環境で取り得ることの出来る選択肢の中から、最良と思われるものを自らの責任で選び、選択し続けていくしかありません。願わくば、選ぶことの出来る選択肢が、少しでも自分にふさわしいものであってほしいものですね。
東京都 恭文堂書店 菅原 豪 さん
癒しが欲しいか、刺激が欲しいか。後者なら迷わずこの本をおすすめしたい!! 人を狂わせるほどの才能を持つQの虜になった。この興奮を一人でも多くの人と共感したい。
東京都 旭屋書店池袋店 藤田真理子 さん
これからどうなるんだろうと先が気になってどんどん読み進めていきました。ラストスパートは圧巻。まさに今の時代を象徴するエンタメ作品だと思います。
東京都 有隣堂町田モディ店 原田明美 さん
スピード感あふれる文章に手を止めずに一気読みしました。この本を読んだらあなたもアンサーズになってます。Qをめぐる人々の感情がとても興味深くておもしろい。
東京都 椿書房 牧野智子 さん
凄まじいスピード感と、めまぐるしく進む展開にあっという間に読み終えてしまいました。あまりにも美しく破壊的なキュウ。また、キュウに魅せられて変わっていくキャラクターたちに恐怖を感じながらも、美しさを求め犠牲を払ってでも突き進んでいく姿に鳥肌が立ちました。
東京都 紀伊國屋書店国分寺店 木村沙希 さん
絶対的な才能と魅力に我先にと争い指に止まる理由とは、一人除け者にされる悪夢を見たくないためなのか。そして狂騒が支配する愚か者たちの夢と衝動とは。著者が焚きつけたどうしようもない情熱が、永遠にこの物語の終わりを阻むのを、ただただ見つめることしかできなかった。
東京都 大盛堂書店 山本 亮 さん
なんと600ページをこえる読み応え十分な最新長編。そして「Q」の深い意味を読んで堪能してください。ぜひあなたも壮大な物語を堪能してください。
東京都 くまざわ書店南千住店 鈴木康之 さん
この作品は、危ない。しっかりとしていないと物語に呑み込まれる。格差、貧困、虐待、SNS、パンデミック、カルト、暴力。これは2020年代初頭の現実世界を舞台にした「ファンタジィ」だ。そして読了、言葉を失ったまま本を閉じた。Qのステージはまだ、自分の中で続いている。
東京都 ブックスオオトリ四つ木店 吉田知広 さん
始めは話の内容が不透明な状態で進んでいきましたが、ページをめくるごとに全貌が明らかとなって、吸いこまれるような文体、ハラハラさせられる展開にラストを求めて読み耽りました!
東京都 未来屋書店板橋店 蕪木文哉 さん
Qに魅せられ、乱され、翻弄されるままに一気読み。夢中で読んでしまいました。
東京都 未来屋書店碑文谷店 福原夏菜美 さん
濃密に築かれた小説世界に現実の出来事が流れ込み、それらを巻き込みつつ結末まで一筆書きのように荒々しく突っ走るさまは圧巻だ。人々の本質を炙り出してしまうパワーを持っていると感じた。
東京都 往来堂書店 髙橋豪太 さん
とにかく引き込まれる。Qからハチからロクから目が離せない。熱量のある小説でした。
東京都 旭屋書店アトレヴィ大塚店 北川恭子 さん
否応なく次々と投げかけられる問いは、圧倒的なスピード感を持って、読者を思考停止に追い込み自分を保つことを許さない。それでも、日常から一歩踏み出し、進まずにはいられない。
東京都 くまざわ書店錦糸町店 阿久津武信 さん
とてもおもしろく、一気読みでした。多くの人に読んでもらいたい作品でした。
東京都 久美堂玉川学園店 松原沙莉 さん
たった1人の少年Qに魅了され、翻弄される大人たち。彼が全てを生み出し、動かし、彼が全て滅ぼしていく。圧倒的存在感とはまさにこのこと!
東京都 未来屋書店日の出店 池戸はづき さん
次々とキュウに吸い寄せられていく人々の物語でしたが、冷静に読めていた序盤から考えると、物語の後半では自分もキュウに吸い寄せられ、惚れ込み、会ってみたい気持ちになっていました。
東京都 ブックスページワンIY赤羽店 清宮久雄 さん
呉 勝浩(ご・かつひろ)
1981年青森県八戸市生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。18年『白い衝動』で第20回大藪春彦賞受賞、20年『スワン』で第41回吉川英治文学新人賞、第73回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)受賞、第162回直木賞候補。21年『おれたちの歌をうたえ』で第165回直木賞候補。22年『爆弾』で第167回直木賞候補。