お知らせ

2018.8.19

売れない劇団員が場末のストリップ劇場で衝撃!『ロックンロール・ストリップ』

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

売れない劇団員が場末のストリップ劇場で衝撃!『ロックンロール・ストリップ』

累計80万部「悪夢」シリーズで大人気の著者による半自伝的青春小説!

木村勇太、25歳。

夢は映画監督。

今は売れない劇団「チームKGB」の座長をやりながら、大阪市K区寿町でバー「デ・ニーロ」を経営している。

ある日の閉店間際、「冬音」という見慣れぬ美女が店にやってきた。

ストリッパーだという彼女から、うちの劇場で前座をやってほしいと頼まれる勇太。

なんとか劇場を満員にしたい、力を貸してほしい――――と。

翌日、場末のストリップ劇場「東洋ミュージック」をビーバー藤森、火野素直、赤星マキら仲間の劇団員たちと訪れてみると、そこには驚愕の光景が!

 

‹‹「それでは、尾道チェリーさんが披露する伝説の技、女体の神秘をとくとご覧ください」

MCが細長い筒をおばあちゃんに渡した。

「まさか・・・・・・吹き矢?」

俺たちは思わず身を乗り出した。

おばあちゃんが手慣れた動きで筒の先を自分のアソコに挿し込み、花道を挟んで奥の舞台で直立しているビーバー藤森に狙いを定めた。あくまで穏やかな表情のおばあちゃんは、スナイパーというよりはベッドに横たわる入院患者そのものだ。

「それでは皆様、カウントダウンをお願いします。5、4

MCが右手を挙げて指を折っていく。

ビーバー藤森の顔色がみるみると青くなる。風船を割るのだから、尖っているものが飛んでくるはずだ。

「まあまあ距離がありますよ。サッカーのPKぐらいっすよ」

火野がゴクリと唾を飲む。››

 

そこから勇太たち劇団員の場末の劇場を舞台にした、笑いあり、涙ありの悪戦苦闘の日々が始まった!

 

「実はほとんど実話なんです・・・・・・」

 

「悪夢」シリーズで大人気の著者・木下半太による、がむしゃらに夢を追い続ける人たちを描いた青春小説。

めっちゃおもろい!

ページをめくる手が止まらない!!

これって一体・・・・・・どこまで実話なん?

 

現代絵師・山下良平さんの〝めっちゃ素敵!〟なイラストも収録!

 

小学館文庫

『ロックンロール・ストリップ』

著/木下半太

 

★こちらもオススメ!

J-POP? アイドル? やっぱメタルだろ!! 絶滅の危機に瀕するヘビメタを、俺たちが救う!? 『ヘビメタ中年!』

主人公は金正恩?タイムリーにもほどがある!「独裁者ですが、なにか?」荒木源

彼女を見ると、なぜかホンネが止まらない!?『原之内菊子の憂鬱なインタビュー』

池井戸潤の代表作がついに文庫化!日本中を虜にしたあの感動再び!『下町ロケット ガウディ計画』

玄田哲章と増山江威子が声の出演!! 8万部突破のリアル猫マンガ『俺、つしま』テレビCMは必見です!

関連リンク