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2018.8.4
彼女を見ると、なぜかホンネが止まらない!?『原之内菊子の憂鬱なインタビュー』
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笑って、泣いて、大切な人と話したくなる本№1!
累計40万部を超える「猫弁」シリーズやロングセラー「あずかりやさん」、映画化された「猫は抱くもの」(犬童一心監督、沢尻エリカ主演)などで読書ファンの心をつかんでいる大山淳子の新たなる傑作が文庫化されました。
物語の主人公は、原之内菊子。
その名のとおり「腹の内、聞く子」だ。
彼女の顔を見ると皆、堰を切ったように、心に溜め込んでいたことをすべて話してしまう――――。
ある日、崖っぷち編プロ「三巴企画(みつどもえきかく)」の戸部社長は部下の桐谷と取材に失敗した帰り道、弁当屋で菊子と出会う。
すると、戸部の胸の内に、今まで味わったことのない告白願望が溢れてきた。
彼女の不思議な魅力に惚れ込んだ戸部は、新たに人を雇う余裕などなかったが、彼女をインタビュアーとして三巴企画に採用する。
‹‹「テレビ界には『徹子の部屋』があるやろ? ゆくゆくは出版界に『菊子の部屋』ができる!」
「菊子の部屋?」
「週刊誌に連載後、満を持して書籍化。もちろん出版権はこの三巴企画や」
桐谷はあきれた。大阪商人どころか、夢見るおっさんだ。
「徹子さんには話術がありますが、あのひとはどうでしょう?」
「お前、見てたやろ? わし、戸部内三(とべないぞう)って言うたやろ? わしの恥部をあのおたふく顔が暴いた。目が合うただけで、腹の底に隠しとった内三を引っ張り出したんや」
「はあ」
「それに、見たやろ? 長蛇の列。弁当屋の親爺と客らの証言。彼女の能力は絶対や。活用すれば特ダネがばんばん取れる。したら、金がどんどん入る。一年で三巴企画を三巴出版社にしてみせる」››
戸部の思惑どおり、頷いているだけで次々に特ダネを取ってくる菊子だが、ヤクザの組長の取材をしたことから、とんでもない事件に巻き込まれてしまう・・・・・・。
個性豊かなキャラクターとセンスあふれる表現に思わず笑みがこぼれ、登場人物たちが自分の居場所を見つけていく姿に勇気と癒しをもらえる最高のハートウォーミングストーリー。
大爆笑でにじんだ涙がいつしか温かい涙に変わる、前代未聞の〝おしゃべり小説〟です!
◆ 全国の書店員さんからも、熱いラブコールが届いています!
「話を聞いてもらえるだけで人は楽になれる。菊子の才能は世界を救うかもしれない」(SHIBUYA TSUTAYA 内山はるかさん)
「今、最も続きが読みたい作品ナンバー1!」(三省堂書店 営業企画室 内田剛さん)
「私も菊子さんとお話したい! 菊子さんと友達になりたい!」(有隣堂 伊勢佐木町本店 佐伯敦子さん)
著/大山淳子
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