お知らせ
2018.7.9
池井戸潤の代表作がついに文庫化!日本中を虜にしたあの感動再び!『下町ロケット ガウディ計画』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
ドラマ化もされ、日本中に夢と希望をもたらした直木賞受賞作続編が待望の文庫化!
2015年11月に、直木賞受賞作『下町ロケット』の続編として登場した本書『下町ロケット ガウディ計画』。
TVドラマ放送真っ只中での原作小説発売という前例のない刊行形態は大きな反響を呼び、ドラマも最高視聴率22.3%を記録する大ヒット!
そして、待ちに待った文庫版を刊行しました!!
その部品があるから救われる命がある。
ロケットから人体へ――。
佃製作所の新たな挑戦!
ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。
大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。
量産を約束したはずの取引はあえなく打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。
そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。
「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。
しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。
医療界に蔓延る様々な問題点や、地位や名誉に群がる者たちの妨害が立ち塞がるなか、佃製作所の新たな挑戦が始まった。
日本のものづくり、社会のパワーバランス、ライバル会社との関係など、ビジネスの有り様を見事に描写!
あらゆる苦難にも負けず、仕事に向き合う人たちの熱量にぐいぐい引き込まれていきます。
清々しい最高の読後感を約束する一冊です。
同時期にドラマを観ていたから原作は読んでいない、そんな方もぜひこの機会に本書の魅力にふれてみてください。
「池井戸潤、絶対の代表作、その後継にして進化形」(文芸評論家・村上貴史)
7月20日には、ファン待望のシリーズ最新刊『下町ロケット ゴースト』を発売します!
それにさきがけて、明日10日11時から5日連続で『下町ロケット ゴースト』の第1章を5回にわけて公開します!!
どうぞお楽しみに!!!
『下町ロケット』特設サイトはこちら▶▶▶https://www.shogakukan.co.jp/pr/rocket/
著/池井戸 潤
★こちらもオススメ!
・感動のエンターテインメント長編!第145回直木賞受賞作。『下町ロケット』
・直木賞受賞作家が〝身近に潜む恐怖〟を描く文庫オリジナル長編。『ようこそ、わが家へ』
・池井戸潤によるリアリティーあふれる長編銀行ミステリー。『最終退行』
関連リンク