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2022.8.16
読むほどに長生きしたくなる、現役日本最高齢ピアニストの生き方。『マヤコ一〇一歳 元気な心とからだを保つコツ』
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キーワード: 老後 健康 ヘルスケア 美容 仕事 ピアニスト 人生100年時代 生き方
人生100年時代の生きる手本!
現役ピアニストとして活躍し、ひとり暮らしの日々を満喫するマヤコさんの周囲では、なぜか笑いが途絶えません。
100歳を過ぎても、自分らしく、心豊かに暮らす「マヤコ語録」から元気と勇気が伝播するからです。
そんなマヤコさんの生き方や考え方をNHK総合『おはよう日本』、NHKEテレ『視点・論点』、テレビ朝日系『徹子の部屋』、朝日新聞、読売新聞など、コロナ禍以降、多くのマスメディアがこぞって紹介しています。
「長く生きてきたから偉い、なんてことはない」と、今まであえて語らなかったマヤコさんの本音とは?
本書では、健康長寿の秘訣はもちろんのこと、年を重ねても自分らしく豊かに生きる指針を仔細に綴ります。
«「なぜ100歳を過ぎても元気なのか」
と、よく尋ねられるようになりました。
きっと「人の目」を気にしないことがいいのね。
ピアノを選んだのもわたし。
結婚せずにひとりでいるのもわたし。
眠くなったら「からだがノーって言ってる」とさっさと寝てしまうのがわたし。
相手にも頼りたくないし、求めない。
食べたいものを食べ、やりたいことをやる。
からだと心の自然に任せた生活で、人の言うことは聞きません(たまに医者の言うことも無視します)。
「老いては『子』に従え」と言いますが、「老いては『個』に従え」ではないかと。
わたしという「個」、わたしの「心とからだ」の声に従って生きてきたからこそ、年齢を重ねても、いつまでも幸せに生きられています。
(本書「はじめに」より)
こちらは本書の内容の一部です。
■ 100歳になって毎日が発見
■ 10代のころの疑問に、100歳になってから出会う
■ 君子嘘つきに近寄らず
■ 遠くの親戚より近くの他人
■ 「お肌がきれい」と言われることも
■ 長生きのために肉を食べる
■ 昔の和食は濃い味付けだった
■ ドイツでのロマンス
■ 成長を見せ続けるのがプロ
■ 親友の葬儀に行かなかった理由
■ 歩くことが大好き
■ 今日も鍵盤に手を置く
■ 死ぬ場所は問わない
■ 人生に終わりはない
数々の老後の不安から解放してくれる、笑いと共感に満ち、ちょっぴり感動の愉快爽快エッセイ!
〈目次〉
はじめに
1 老いて幸せ。楽しき日々
2 元気なからだの作り方
3 一〇一歳になってわかったこと
4 生涯現役を貫くために
5 終活はいらない
おわりに
著/室井摩耶子
【著者プロフィール】
室井摩耶子(むろい・まやこ)
大正10年4月18日、東京生まれ。6歳でピアノを始める。東京音楽学校(現・東京藝術大学)を首席で卒業後、同校研究科を修了。昭和20年1月に日本交響楽団(NHK交響楽団の前身)演奏会でソリストとしてデビュー。昭和30年、映画『ここに泉あり』にピアニスト役(実名)で出演。昭和31年にモーツァルト「生誕二〇〇年記念祭」に日本代表としてウィーン(オーストリア)へ派遣され、同年、第1回ドイツ政府給費留学生としてベルリン音楽大学(ドイツ)に留学。以後、海外を拠点に13か国でリサイタルを開催、ドイツで「世界150人のピアニスト」に選ばれる。59歳のとき、演奏拠点を日本に移す。CDに『ハイドンは面白い!』など。平成24年、新日鉄音楽賞特別賞を受賞。平成30年度文化庁長官表彰。令和3年、名誉都民に選定される。101歳のいまも活躍する現役の日本最高齢ピアニスト。
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