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2018.6.15
佐藤優×片山杜秀「平成のあらゆる事件は裏でつながっていた」『平成史』
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バブル崩壊、オウム真理教テロ、福島原発事故はなぜ起きたか?
同時代に生きる、元外務省主任分析官にして作家・佐藤優氏と慶應大教授にして思想史研究者の片山杜秀氏が、「平成」の政治、経済、事件、文化を縦横無尽に語り尽くす。
福島原発事故(2011年)の予兆は、JCO臨界事故(1999年)にあり。
日本の「右傾化」は、PKO協力法(1992年)から始まった。
バブル崩壊、オウム真理教テロ、小泉劇場、安倍一強ほか、
あらゆる事件は、すべてが裏でつながっていた――。
ユダヤ教に伝わるカバラの知恵という論理がある。光が収められた壺がある。だが時間が経つと壺にひびが入る。そこで新しい壺を用意する必要がある。入れ替えに失敗すると光は二度と元に戻らない。ここでいう光とは、日本固有の文化であり、国体であり、あるいは天皇なのかもしれない――佐藤優
平成は、それなりに生きてゆくにはとりあえず充分という極相に達して「坂の上の雲」ならぬ「坂の上の平原」といえる。もっと成り上がりたいという気持ちはないが、墜ちることへの恐怖は強い――片山杜秀
「バブル崩壊でファミレス進化」
「宮崎勤事件と仮想現実」
「麻原彰晃作曲の大交響曲」
「神の手とSTAP細胞」
「小泉訪朝は失敗だった」
「ホリエモンは何者?」
「逃げ恥と冬彦さん」
「リーマンショックを予言した男」
「朝日新聞と旧陸軍の共通点」
「脱原発はなぜ挫折したのか」
「親子二代で完結させた天皇〝人間宣言〟」・・・・・・
バブル崩壊、オウム真理教、小泉劇場、安倍一強ほか、あらゆる事件は、すべてが裏でつながっていた――。
何が起きたか? なぜ起きたか?
「平成の謎解き」はこの一冊で十分です。
政治・経済・事件以外にも、ふたりが選んだ「平成の一冊」「平成の名作映画」も必見!
平成を読み解くブック&シネマリスト全13ページ収録!!
【目次】
第一章 バブル崩壊と55年体制の終焉
平成元年―6年(1989年―1994年)
第二章 オウム真理教がいざなう
千年に一度の大世紀末 51
平成7年―11年(1995年―1999年)
第三章 小泉劇場、熱狂の果てに
平成12年―17年(2000年―2005年)
第四章 「美しい国」に住む
絶望のワーキングプアたち
平成18年―20年(2006年―2008年)
第五章 「3.11」は日本人を変えたのか
平成21年―24年(2009年―2012年)
第六章 帰ってきた安倍晋三、
そして戦後70年
平成25年―27年(2013年―2015年)
第七章 天皇は何と戦っていたのか
平成28年―平成31年(2016年―2019年)
ブックリスト
シネマ&ドラマリスト
著/佐藤優 著/片山杜秀
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