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2015.10.13

なぜ日本は世界で孤立するのか? 佐藤優と橋爪大三郎、2人の碩学が熱く論じ合う!『あぶない一神教』 発売たちまち大増刷!

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なぜ日本は世界で孤立するのか? 佐藤優と橋爪大三郎、2人の碩学が熱く論じ合う!『あぶない一神教』 発売たちまち大増刷!

キリスト教徒23億人、イスラム教徒16億人。彼らのルールを知れば、すべてわかる。世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書

 

 ベストセラー『ふしぎなキリスト教』の著者である社会学者・橋爪大三郎と、現代の“知の巨人”こと元外務相主任分析官の佐藤優による初の対談本、そのテーマは、キリスト教やイスラム教に代表される「一神教」。

 

 21世紀は、宗教対立の時代です。

 9.11テロから「イスラム国」誕生まで、キリスト教世界とイスラム教世界の衝突が激しさを増しています。でも、歴史を遡ってみると、両宗教は同じ「神」を崇めていたはず。どこで袂を分かち、何が異なり、なぜ憎しみ合うようになったのでしょうか。

 両氏は、「イエス・キリストは実在したのか」「カリフとは何者なのか」「イスラム教に原罪はあるのか」など、誰もが抱く疑問に答えるかたちで、議論を進めていきます。

 浮かび上がってきたのは、日本人にすり込まれた「イスラム教=テロも辞さない集団」というイメージの誤解。そして、「キリスト教=現代文明の善であり、正義」という理解の危うさです。むしろ、欧米で蔓延するムスリムへの偏見や、アメリカで社会問題化する強欲資本主義などから、キリスト教が曲がり角にきていることを鋭く指摘します。

 

 橋爪氏はあとがきに次のように述べています。

…… 一神教はかなり「あぶない」。だが日本は、もっと「あぶない」。では、どうする。 ……

 

 グローバル時代にあって、一神教世界を知らないことは大きな欠点になります。ロシアとの北方領土交渉をはじめ、昨今の日本政府は、すっかり外交下手を露呈してしまっています。それは、一神教を信じる国とルールを共有できないことに起因している、と佐藤氏は指摘しています。「空気」を読むことが尊ばれるのは、日本国内でしか通用しないのです。

 

 一神教のルールを知ることは、日本人にとって世界で闘うための武器になり得るでしょう。

 本書『あぶない一神教』は、世界の「混迷」を解き明かす最強の入門書です。

 

『あぶない一神教』 橋爪大三郎 × 佐藤優  小学館新書  定価:本体780円+税 (電子書籍も配信中)

*10月初旬の発売たちまち大反響!大増刷!!

本書の内容はこちら

 

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