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2018.5.9
乙一による伝説の映画ノベライズ、ついに文庫化!『花とアリス殺人事件』
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史上最強の転校生・アリス、史上最強のひきこもり・花
ふたりが出逢ったとき、世界でいちばん小さな殺人事件が起こった
映画『花とアリス殺人事件』を人気作家・乙一がノベライズした伝説の作品がついに文庫化しました!
映画「Love Lettr」「スワロウテイル」などで知られる岩井俊二監督が、2004年に原作・脚本・監督を務めた「花とアリス」。
この今も愛される名作の前日譚となるふたりの出逢いのエピソードを、岩井監督自らの手で長編アニメーション化したのが『花とアリス殺人事件』です。
岩井監督初の長編アニメーション映画であること、前作同様、アリス役を蒼井優、花役を鈴木杏が演じたことも大きな話題になりました。
【STORY】
石ノ森学園中学校に転校してきた有栖川徹子(通称:アリス)は、転校早々クラスメイトから嫌がらせを受けるようになる。
どうやら彼女の席には呪われた噂があるようだ。
そんなある日、アリスは、自分の隣の家が「花屋敷」と呼ばれ、話題にのぼっていることを知った。
彼女は、ある目的をもって花屋敷に潜入する。
家のなかには、長期不登校中のクラスメイト・荒井花(通称:花)がいた。
そこで花はアリスに、驚くべきことを口にする。
花とアリス、ふたりの少女の出会いと冒険の物語。
「映画『花とアリス殺人事件』は名前をめぐる物語だ。名前を失った少女もいれば、自ら名前を捨てようとした少女もいる。名前をまちがえられた老人もいれば、名前をばらまいた少年もいる。僕も別の名前で仕事をする機会がたまにあるので、それにともなう自意識のありかたについてかんがえる機会もおおい。だからこの小説を書くことは必然だった気もするのだ」(乙一)
ノベライズには映画とは違う設定、異なるキャラクターも登場!
乙一氏の映画「花とアリス」に対する解釈も込められています。
テンポのいい会話が心地いい。
優しさとユーモアが込められた青春物語です。
小学館文庫
著/乙一 原作/岩井俊二
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