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2018.4.14

中学生作家・鈴木るりかの未来に、あさのあつこ、石田衣良、西原理恵子が太鼓判!『さよなら、田中さん』

中学生作家・鈴木るりかの未来に、あさのあつこ、石田衣良、西原理恵子が太鼓判!『さよなら、田中さん』

「12歳の文学賞」3年連続大賞の著者と審査委員との特別対談が実現!  中学生作家・鈴木るりかの未来に太鼓判! 『さよなら、田中さん』

3月27日、子どものための新人公募文学賞「12歳の文学賞」の贈賞式が行なわれました。名前のとおり、満12歳以下の小学生のみが応募できる文学賞として、2006年から12回にわたって開催されてきましたが、今回の募集で卒業を迎えました。

最後の贈賞式に特別ゲストとして登場したのは、史上唯一3年連続で大賞を受賞(第8〜10回)し、昨秋に連作短編集『さよなら、田中さん』でデビューした鈴木るりかさん。発売後、たちまち話題沸騰! 新人小説家のデビュー作としては異例の7万5千部を突破しました!!

今回、贈賞式に先立って、鈴木るりかさんと「12歳の文学賞」の審査委員である、あさのあつこさん、石田衣良さん、西原理恵子さん、鵜飼哲夫さん(讀賣新聞編集委員)との「特別対談〝中学生作家・鈴木るりかの可能性〟 石田衣良・あさのあつこ・西原理恵子・鵜飼哲夫 × 鈴木るりか」が実現!!

石田衣良(以下石田) 素直で自然体でいるっていうんですか。文章書くときってだいたい硬くなったり偉そうにしたり、必要以上にくよくよ悩んだりするんですけど、すっと文章の中で自然体でいられるって人は、やっぱりそもそも作家の素質があるんですよね。るりかさんはそれができているのが一番の強みだと思います。考えてみたら、こういう席って作ってくれないじゃないですか。とても恵まれてますよ。

あさのあつこ(以下あさの) 「負けた!」と思いました(笑)。私は再三言っているように自然のユーモアというか、笑わそうとか、ここで物語を展開しようとかではなくて、本当に人がいるから面白いんだよってことを、ちゃんと自分の根っこのところで分かっているっていう。それが信頼とか、ちょっと陳腐な言葉ですけど希望みたいなものに繋がるような気がして、そこはこれから読んでいきたい、見ていきたいって思います。

西原理恵子(以下西原) 私はやっぱり読みやすさですかね。入っていきやすさ。最初の2、3行で読むのをやめる小説家いるでしょ? 私、「火花」3行読めなかったもん(笑)。

一同 (爆笑)

石田 でもあれは買った人の半分は読んでない(笑)。

西原 漫画も最初の1ページで絵やキャラクターや展開やオープニング、入り口にその人個人のセンスが見える。鈴木るりかさんの作品は入り口がサーっと読めるんで、これは本当に一生持ってる宝物だと思います。どうしてもこの人ダメって人いるじゃないですか? そういう文章の小説、山ほどある。でも鈴木るりかさんは、最初から素敵ってなる。そこは持って生まれたものだと思います。

鵜飼哲夫 私は唯一作家じゃなくて新聞記者っていう立場で。とてもまじめな小説を書くから真面目な作家かというと、じつは普段はものすごくジョークが好きな人とか、ものすごくユーモアがあるからすごく楽しい人なのかなと思うと、けっこう真面目だったりとか。作家の方っていうのはおそらく書くことと顔面一致とかいう人もいるけれども、そうじゃない人ってけっこう多いと思う。それは書くことによって自分の住む世界と違う世界を作る。『さよなら、田中さん』を読んだときに、お母さんはものすごくたくましいのかなと思っていたら、実際お会いしたら全然違うし。

西原 本当に騙されたと思いました(笑)。貧乏じゃないじゃん!

一同 (笑)

対談では、「るりかさんの可能性について」から、「今一番興味のあること」「将来やりたいこと」などが話題に上がりました。また、るりかさんから先生方に、「世間の評判は気になるか」「作家をやっていてよかったこと、悪かったこと」「作家として10年以上続ける秘訣」など逆質問も!

ラストには、待望となる次回作についても、語られました。

 

『さよなら、田中さん』 著/鈴木るりか

小説の主人公・田中花実は小学6年生。

ビンボーな母子家庭だけれど、底抜けに明るいお母さんと、毎日大笑い、大食らいで過ごしています。

この花実とお母さんを中心とした日常の大事件を、時に可笑しく、時にはホロッと泣かせる筆致で描ききった作品です。

 

あさのあつこさん(作家)

「作家に年齢は関係ない。どれだけ魅力的な物語が書けるかだ。この本が証明してくれた」

石田衣良さん(作家)

「ここにいるのは早熟な中学生ではなく、作家の目をもつひとりの表現者だ」

西原理恵子さん(漫画家)

「本当にお見事!」

 

連作短編のうちの1編、「さよなら、田中さん」の全文をサイトで読むことができます! 

特設サイトをぜひご覧ください。

 

【著者プロフィール】

鈴木るりか

2003 年10 月17 日東京都生まれ。都内の私立女子中学校3年在学中。史上初、小学4年、5年、6年生の時(2013~15)、3年連続で「12歳の文学賞」大賞を受賞。小説を書くようになったきっかけは、副賞の図書カードで「ちゃお」を一生分買いたかったから。将来の夢は、多くの人の心に光を残せる小説家になりたい。

 

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