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2018.4.15

角田光代ワールド全開!「記憶」を巡る小説集。『私はあなたの記憶のなかに』

角田光代ワールド全開!「記憶」を巡る小説集。『私はあなたの記憶のなかに』

読み終えたあと、「記憶」の捉え方が変わる!

社会派ミステリーの名手であるとともに、短篇にも定評がある角田光代さんの小説集!

テーマは人間の人格形成に大きな影響を及ぼすといわれる「記憶」です。

少女、大学生、青年、夫婦の目を通して、愛と記憶、過去と現在が交錯する多彩で技巧をこらした物語が始まります。

遠い日の記憶は勘違いだったのか? 思いがけない結末に涙が止まらない「父とガムと彼女」にはじまり、妻との思い出の地を巡る旅に出た夫がたどり着いた記憶のありかとは? 今つらい気持ちを抱えている人に読んでほしい表題作「私はあなたの記憶のなかに」まで、魅力あふれる8つの名短篇を収載!!

 

・「父とガムと彼女」

‹‹初子さんは扉のような人だった。小学生だった私に、扉の向こうの世界を教えてくれた。››

 

・「猫男」

‹‹K和田くんは消しゴムのような男の子だった。他人の弱さに共振して自分をすり減らす。››

 

・「水曜日の恋人」

‹‹イワナさんは母の恋人だった。私は、母にふられた彼と遊んであげることにした。››

 

・「地上発、宇宙経由」

‹‹大学生・人妻・夫・元恋人。さまざまな男女の過去と現在が織りなす携帯メールの物語。››

 

・「私はあなたの記憶のなかに」

‹‹「さがさないで。私はあなたの記憶のなかに消えます。夜行列車の窓の向こうに、墓地の桜の木の彼方に、夏の海のきらめく波間に、レストランの格子窓の向こうに。おはよう、そしてさようなら。」――姿を消した妻をさがして僕は記憶をさかのぼる旅に出た。››

ほか3篇。

 

甘いものから苦いものまで、あなたの記憶はあなただけのもの。

鮮明に脳裏に焼き付いたものから、つかみどころのないおぼろげなものまで、さまざま「記憶」が登場人物に与えた影響とは・・・?

はたまた、あなたの人生に影響を与えた「記憶」とは?

読み終えたあと、「記憶」の捉え方が変わる一冊です。

 

『私はあなたの記憶のなかに』

著/角田光代

 

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