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2018.2.18
俳句で目覚める人生の新たな視点!人気エッセイスト・岸本葉子著『俳句、やめられません 季節の言葉と暮らす幸せ』
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長く続けられている趣味を探している方に贈る〝実践的〟俳句入門!
人気エッセイスト・岸本葉子さんが趣味として俳句をはじめて10年。
すっかり夢中になって、現在ではテレビ番組「NHK俳句」(毎週日曜)の司会を務め、句会にも毎月参加するなど、俳句が日常の一部になっています。
「味わっても味わいきれない、奥深い趣味と出会えてから、私は年齢を重ねることがあんまり怖くなくなりました。
たとえ高齢になり、体が不自由になっても、私は一枚のはがきに俳句をしたためて投句し続けると思います。」
本書は俳句のとりこになった岸本さんが、プロの俳人とは異なる視点から親しみやすくやさしい語り口で俳句の世界を案内し、趣味を持つことの豊かさを伝える〝実践的〟俳句入門です。
エッセイストの著者は、エッセイと俳句それぞれの魅力について、こう述べています。
「エッセイでは、主観で話に筋道をつける、言おうとすることに最後には着いているよう、説明や描写を割り振り、制御していくと述べました。制御している間の持続的な集中と書き抜いたときの達成感は、快感といえるものです。
俳句における集中は瞬発的です。兼題なり席題なりを与えられたら、自分の中の蓄積へ手を突っ込み、題材をつかみ出してきて、思い切って投げる。五七五しかないので、言おうすることまで間違いなく導こうという制御は、はじめからあきらめています。その潔さと開放感が、俳句の快感です。」
季節を表す言葉として実は身近で世界を広げてくれる「季語」、その「季語」に親しんでいくコツや、毎月欠かさず出席する「句会」の楽しさ、そして、終生手放さずに持ち続けようと決めている「歳時記」のことなど・・・。
著者が俳句から学んだ人生における新たな視点を、さまざまな実体験を交えながら綴ります。
「趣味といえば読書くらいしかない人間でした。少しでも時間があれば仕事をはかどらせておきたい、それが自分を楽にすることだと思っていました。その私が四十代半ばで俳句に出会い、こんなに長く続いています」
長く続けていける趣味をもちたいと思っている方、俳句に興味はあるけれど、ちょっと難しそうと思っている方も、この本を読めばきっとはじめたくなるはずです!
著/岸本葉子
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