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2023.4.2
名医が伝える在宅医療の進化と在宅医の選び方!『最期まで家で笑って生きたいあなたへ なんとめでたいご臨終2』
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キーワード: 医療 在宅医療 ヘルスケア 在宅ホスピス緩和ケア 介護 心不全 ベストセラー 小笠原文雄
おひとりさまでも、お金がなくても、老後の不安が吹き飛びます!
医学エッセイ書としては異例の14刷、6万7000部を突破したベストセラー『なんとめでたいご臨終』の第2弾が登場!
3月16日の発売後たちまち反響を呼び、紀伊國屋書店全店2023年3月第2週のエッセイ部門でベストセラー第1位、三省堂書店名古屋本店3月13日~19日の老い・シニアライフ部門でベストセラー第1位に。
読者からは「死ぬのが怖くなくなった」「私もこんなふうに死にたい」「最期まで家で暮らしたいと思えた」「もっと早く読んでいれば母の願いを叶えてあげられたのに」など、感動の声が続々と届いています。
著者の日本在宅ホスピス協会会長・小笠原文雄さんは、在宅看取りを1800人以上、一人暮らしの看取りを120人以上、在宅看取り率95%以上を実践している在宅医療の名医。
昨年放送のNHK『おひとりさまでも、家で死ねますか?』では、小笠原さんが取り組む「在宅ホスピス緩和ケア」の様子が詳しく報じられ、大きな話題になりました(番組は「第60回ギャラクシー賞テレビ奨励賞」を受賞)。
«病院では苦しんでいた患者さんが、家に帰ると笑顔になる。
このことに気づいた私は、一人でも多くの人に伝えるために、さまざまな啓発活動を行ってきました。
その一つが、2017年に出版した『なんとめでたいご臨終』です。その中で私は「一人暮らしでも、がんになっても、お金がなくても、最期まで家で暮らせる」ことを伝えました。
するとそのエピソードの数々が反響を呼び、中国・台湾・韓国でも発売されました。多くの人に在宅医療の良さを知ってもらうことができたと嬉しく思っています。
しかし、一方では、「介護が大変」とか「お金がかかる」など、在宅医療に不安を感じている人もまだまだ多く、啓発活動の不十分さを痛感しています。
また、「在宅医療を受けたけど、最期まで苦しんでいた」とか「家に帰らせてあげられなかった」といった後悔の声を耳にすることもあり、在宅医療の質に差が生まれ、しかもそれが広がっている現状に危機感を募らせています。»
(本書「はじめに」より)
本書では、「一人でも多くの人が、暖かい最期を迎えられるように」著者が寄り添った様々な患者さんのエピソードを紹介するとともに、心不全の患者さんへの対応や痛みの取り方など、在宅医療の最新事情をお届けします。
また、前著の読者から寄せられた疑問への回答を掲載。
そのほか、願いを叶える「ACP(人生会議)の6か条」、「介護の負担を減らす10か条」、心不全の「悪化に気づく5か条」と「悪化を防ぐ10か条」、「質の高い在宅医の選び方」など、家族はもちろん医療関係者にも役立つコラムも満載です。
〈目次〉
はじめに
第1章 「介護をしなくてもいい在宅医療」を望むあなたへ
第2章 「家族も笑顔になれる在宅医療」を受けたいあなたへ
第3章 「在宅医療はお金がかかる」と心配しているあなたへ
第4章 「心不全だから」と在宅医療を諦めているあなたへ
第5章 「未来に希望を」と願うあなたへ
娘が見た〝なんとめでたいご臨終〟
おわりに
著/小笠原文雄
【著者プロフィール】
小笠原文雄(おがさわら・ぶんゆう)
1948年岐阜県生まれ。医学博士。小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック院長。名古屋大学医学部卒業。名古屋大学第二内科(循環器)を経て、1989年に岐阜市内に開院。2020年、第16回ヘルシー・ソサエティ賞「医師部門」を受賞。
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