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2023.4.1
『定年後』の著者が500人以上の取材から得た、人生を楽しみ尽くす知恵!『75歳からの生き方ノート』
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キーワード: 生き方 老後 定年後 ライフスタイル キャリア 仕事 お金 人間関係 ベストセラー 楠木新
「居場所」「生きがい」「人間関係」「お金」「仕事」……75歳からの新たな生き方とは?
「終活」や「エンディングノート」がブームになり、人生の幕引きについて早くから考える人が増えている。
ベストセラー『定年後』などの著書をもつライフ&キャリア研究家の楠木新さんは、ある終活フェアで講演をした際「70代で終活を考えるのは時期尚早だ」と改めて気づかされた。
«講演は80席の椅子がすべて埋まり、70代中心の参加者が真剣に耳を傾けてくれたので気持ち良く話すことができました。
目の前の講演を聞いている人たちの顔を見て確信したことがあります。この会場に来ている人たちは本気で終活の準備をしたいわけではない。むしろ誰もが残り少なくなる人生を前向きに生きたいと願っているのだということです。そう考えれば、会場の明るい雰囲気も、棺桶に入った人の笑顔や葬儀に使う写真について楽しく語り合っている姿にも合点がいきました。
ブースで提供しているサービスと来場者が求めているものとの間にはギャップがあると感じました。彼らが本当に望んでいるのは終活ではなく、70代以降の人生を充実して過ごせるサービスなのでしょう。»
(本文より)
楠木さんは、75歳以降の人生を豊かに生きるための指針や方策を探るため、60代、70代から新たな仕事や活動を始めた人、80代以降も現役バリバリで働く人など……第二、第三の充実した日々を過ごす500人以上の高齢者に取材を敢行!
10年以上かけて多様な生き方を拾い集めるなかで見えてきた「人生100年時代を楽しみ尽くす」ヒントを、本書『75歳からの生き方ノート』で紹介する。
【本書の主な内容】
■ 多くの人が80歳まで元気に過ごす
■ 若い頃に戻れば「いい顔」になれる
■ 本当に学びたいことは定年後に出会う
■ 70代からの人脈を築ける五つの分野
■ 夫婦間の意思疎通は怠らない
■ 定年後に身につけたい「家事力」
■ 「仕事ロス」を感じるのは元気の証
■ 老後の「お金の不安」の正体
■ 死に対する思いを語り合える友人も必要
■ 最後の「お役目」は……
巻末には著者考案の「リ・スターティングノート」「財産増減一括表」を収載。
前者は、「自分史」を振り返りながら「やりたいこと」を見出すために利用。
後者は、資産の変化の把握とお金の有効な使い方を考えるのに活用できる。
▲「リ・スターティングノート」の二つの重要項目「やりたいことリスト」と「自分史シート」。
こちらは著書による具体例。自分を知ることが人生を豊かに生き抜くきっかけになる。
著/楠木 新
〈目次〉
はじめに
第1章 75歳が新たな分水嶺
第2章 75歳からの居場所の見つけ方
第3章 定年後の〝孤立〟から抜け出す
第4章 一生お金に困らない生き方
第5章 人生の終着点をどう考えるか
おわりに
【著者プロフィール】
楠木新(くすのき・あらた)
1954年、神戸市生まれ。1979年、京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に経営企画、支社長などを経験する。在職中から取材・執筆活動に取り組み、多数の著書を出版する。2015年、定年退職。2018年から4年間、神戸松蔭女子学院大学教授を務める。現在は、楠木ライフ&キャリア研究所代表として、新たな生き方や働き方の取材を続けながら、執筆などに励む。
☆ 「75歳からの生き方」をテーマにした楠木さんのオンライン講座を4月14日に開催!
詳細・申し込みは「小学館カルチャーライブ!」(https://sho-cul.com/courses/detail/398)から。
↑このイベントは終了しています
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