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2020.8.5
小三から書き続けた『ぼくの「自学ノート」』が起こした奇跡!
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
キーワード: 自学ノート 教育 学習 子育て 夏休みの自由研究
NHKスペシャル「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」で話題沸騰!!
«はじめまして。梅田明日佳です。高校三年生です。
僕には、高校生だということ以外に、例えば、フィギュアスケート選手とかプロ棋士とか、輝かしい肩書はありません。
そんな僕がどうして本を出すことになったのかというと・・・・・・。
きっかけは、小学三年生のときに書きはじめた「自学ノート」にありました。»(本書「はじめに」より)
「自学」とは、自分でテーマを見つけ学ぶこと。
著者の「自学ノート」作りは、小学三年生のときに学校から出された「何をやってもいい宿題」からはじまりました。
まず著者は毎日、新聞をじっくり読み、気になる記事を切り抜きます。
これをノートに貼り、感想を書きます。
さらにわからないことがあったら、図書館に行って調べ、博物館や科学館の方に質問して、ノートに書きこんでいきます。
こうしてたまったノートが現在27冊。
この「自学ノート」の中から傑作選を、ノートのページそのままで掲載。
さらに中学三年のときに北九州市主催の「子どもノンフィクション文学賞」で大賞に選ばれた作文「ぼくのあしあと」、そして今回、書き下ろした「ぼくのあしあと 読書編」でこの本は出来ています。
「自学ノート」を始めたいお子さまはもちろん、親、教育者もこの上なく参考になる、一人の少年の心の成長記です。
梅田さんは中学3年生のとき「子どもノンフィクション文学賞」に、今までの「自学ノート」の取り組みを紹介した作品「ぼくのあしあと 総集編」を送り、中学生の部大賞を受賞。
作品はリリー・フランキーさんやノンフィクション作家の最相葉月さんから称賛され各方面から脚光を浴び、ついには、NHKBS1で特集「ボクの自学ノート~7年間の小さな大冒険~」が組まれました。
«テレビ番組の『ボクの自学ノート』は何度も再放送され、ついに十一月には地上波の「NHKスペシャル」で放送されました。まだまだ当分「自学ノート」はやめられそうにもありません。「自学ノート」を書き続けていたというだけで僕は、そのことをネタにしながら「にわか作家生活」を送るという、とてつもなくおもしろい高校生活を送っています。「大学受験生がこんなことをしていていいのだろうか」という大問題を積み残したまま・・・・・・(笑)。»
「自学ノート」を通して成長し、普通の10代では出会えないような人と結びつき、広がり続ける〝ぼくの世界〟。
教育や子育てについて、考えるヒントが満載です。
〈目次〉
まえがき
ぼくのあしあと
中3のときに書いた「半生の記」
「子どもノンフィクション文学賞」受賞作
ぼくの「自学ノート」
小3から書き始めた「自学ノート」傑作選
ノートの力が世の中への扉を開いてくれた
ぼくのあしあと 読書編
絵本、児童書から小説、学芸書まで
十七年分の読書歴から厳選した「青春ブックガイド」
ぼくの「自学ノート」高校生編
「自学ノート」は歴史年表、未来への羅針盤
だから今も「自学ノート」を書き続ける
「あとがき」をよそおった ぼくのあしあと 高校生編
著/梅田明日佳
【著者プロフィール】
梅田明日佳(うめだ・あすか)
2002年、福岡県北九州市生まれ。北九州市立日明小学校、思永中学校を経て、私立東筑紫学園高校3年在学中。小学校3年生から北九州市が主催する「子どもノンフィクション文学賞」への応募を続け、「ぼくんちは寺子屋です」で小学生の部大賞、「ぼくのあしあと 総集編」で中学生の部大賞を受賞する。
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