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2019.10.11
〝エビちゃん〟の名場面を網羅したメモリアルなフォトブック!『YURI EBIHARA 2002-2019 THE DAYS』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
エビちゃんが着たものは全部売れる!
時代を駆け抜けたモデル、蛯原友里の足跡。
〝エビちゃんOL〟を皮切りに、数々のブームを巻き起こしてきたモデル・蛯原友里。
彼女の快進撃がはじまったのは、2002年、22歳の時。
モデルとしては遅めのスタートだった。
「初めての『CanCam』の撮影は上京してすぐの頃。
地図を片手にちゃんと辿り着けるかどうか不安で現場に向かいました。
スタジオのドアを開けるとたくさんのスタッフでざわざわしていて、緊張しながら楽屋の椅子に座ったことを今でも覚えています。
そんな世界へ入って、そのうちファッション企画で呼んでもらえるように」
1ページの6分の1サイズほどのヘア企画から『CanCam』デビューした彼女は、3号目で人気企画「1か月コーディネート」に登場し、初表紙を飾った2003年12月号は、完売!
〝エビちゃん〟と名のつく企画が増えていき、数々のCMに抜擢されるなど、その名はお茶の間にも広がっていた。
社会現象が起きる中でも、「〝エビちゃん〟は私であって私でない、一種のキャラクターのように感じていた」という彼女は、ブームに浮かれることなく、目の前の仕事に全力投球。
いつも頭の中にあったのは、「当時同世代を生きる女性と一緒に成長し、新しいモノを生み出すこと」だった。
30代を前にして、『CanCam』を卒業し、次のステージ『AneCan』の専属モデルへ。
そこで蛯原は初めてのスランプを経験する。
「とにかく大人っぽく、エビちゃんっぽくなくと言われ、『私、エビちゃんなんだけどなぁ』って戸惑ったりしていました(笑)。でも、私は正面から向かってとことん挑戦するしかないタイプ。試行錯誤した日々は、自分を見直す、いいきっかけになりました」
そこから、かわいさだけじゃない、強さや色っぽさなど、表現の幅を広げた彼女は、同世代の心をつかみ続けた。
『AneCan』の連載「YURISM」で著名なクリエイターとコラボした世界観は圧巻だ。
「毎回興奮するメンバーとのセッションで、いつも緊張感がありました。見たことのない自分の新たな一面が生まれていくたびに胸が高まり、感動していたのを覚えています」。
さらなる表現への欲求が広がっていた彼女に、『AneCan』と『Domani』のW専属モデルという異例のオファーがやってきた。
願ってもないチャンスだった。
初めて顔を合わせるスタッフが多かった分、ひとりのモデルとしてどれだけ洋服を素敵に見せられるか、「緊張とプレッシャーを感じながらも、どこかワクワク」している自分がいた。
「ラグジュアリーなものが背伸びではなく、年相応にしっくりきた時や、エレガントな素材やニュアンスを気負わず表現できた時・・・そんな喜びの瞬間がたくさんありました」
『CanCam』『AneCan』『Domani』で15年半。
モデルとして第一線を走り続けた蛯原友里の足跡となる、メモリアルなフォトブックが完成しました。
ファンと蛯原友里本人が選んだ写真を300点超収録!
2002年から2019年までの名場面を網羅したフォトクロニクルです。
原石のエビちゃんから洗練されたエビちゃんまで、その輝きがつまっています。
それぞれの雑誌によるメイクやファッションの違いや流行の変遷を見るのも楽しい一冊!
『YURI EBIHARA 2002-2019 THE DAYS』
著・モデル/蛯原友里
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