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2019.7.21

チキンラーメン&カップヌードルを発明した男の執念!学習まんが人物館『安藤百福』

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チキンラーメン&カップヌードルを発明した男の執念!学習まんが人物館『安藤百福』

考えて考えて、考え抜け――!インスタントラーメンを発明して世界を変えた男の情熱あふれる人生が学習まんがに!

〝平成最後の朝ドラ〟となり、平均視聴率21.4%の好成績を残した「まんぷく」

実際のインスタントラーメンの生みの親として注目が集まっている安藤百福は、なぜそれらを発明したのでしょう?

本書は日清食品の全面協力のもと、史実に忠実にストーリーを再現

ドラマとはまた違った物語が展開されています。

 

‹‹人間だってしょせんは動物だ。飢えればただの豚になる・・・

なりふり構ってなんかいられない・・・

生きるということは、食べるということだ――››

 

無実の罪で死にかけた経験がもとで、〝食〟の尊さに気づいた百福。

その後、生涯を通じて〝食〟で人々を幸せにしたいと願うようになり、数々の事業を興しては失敗し、何度失敗を重ねても前を向いて進み続けました。

そしてたどり着いた家庭で手軽に食べられるラーメンという答え。

百福は新しいラーメンの開発にあたり、5つの目標を立てました。

 

① 美味しくて飽きがこない味

② 家庭で常備できる保存性の高さ

③ 調理に手間がかからない簡便さ

④ 値段が安い

⑤ 安全で衛生的なもの

 

ある日、妻の揚げる天ぷらがきっかけで、「瞬間油熱乾燥法」を考案。

世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生しました。

その後、百福はインスタントラーメンのグローバル化を目指して、世界で初めてのカップラーメン「カップヌードル」を発明

今ではインスタントラーメンは、世界で年間1000億食以上が消費されており、20世紀最大の発明ともいわれています。

 

「転んでもただでは起きるな」

「人生に遅すぎるということはない」

 

これは人生の後半に数々の偉大な発明をした百福ならではの名言です。

食文化の革命に執念を燃やした男の哲学は、現代を生きる我々に前向きな希望をもたらしてくれます。

 

解説は百福の息子であり、日清食品ホールディングス株式会社 社長・CEO安藤宏基さんです。

 

‹‹世界を変え、未来をつくるのは、いつの時代でもひとりの人間の「情熱」だというメッセージです。人は「ばかげた発想」だと言うかもしれませんが、実はそのばかさこそが素晴らしい未来をつくっていくのです。そして、このことを体現したのが、まさに父だったと私は思います。››

 

小学館版 学習まんが人物館

『安藤百福』

まんが/田中 顕 シナリオ/水野光博

 

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