人生100年時代、本当にひとりで生きていけますか？

一生独身を覚悟していた40代独女が婚活をしてみたら・・・

充実した仕事生活を送っていた編集長・浅見悦子。

仕事はやりがいがあって充実してるし、家だってすでに購入済み。

社交上手で、頼れる友だちや同僚がいて、家族とも仲良し。

そんな彼女の唯一のウィークポイントは、ありえないくらい「恋愛劣等生」で「ご無沙汰女子」であることだった・・・。

‹‹「一生独身かもしれない」

そう思い始めたのは、40歳を過ぎたころからだったと思います。これまでとりたててモテた経験もなく、恋人いない歴は何年も更新し続けている、恋愛にご無沙汰な生活。もちろん新しい出会いもなかったし、ひとり暮らし歴が20年になっていて他人と一緒に住む自信もなかったし。

なぜずっと独身だったのかというと、「恋愛がめんどうで苦手だった」からでしょうか、振り返ってみれば。

と同時に、「この先ずっと独身で大丈夫だろうか」とも思いました。40代のいまは仕事もあるし、身近に友達や知り合いもいるし、両親も姉も健在だし、自分が大きな持病を抱えているわけでもない。おひとりさまで困っていることは、特にありません。

だけど60代、70代、80代、90代・・・。人生100年と言われるいま、残りはまだ50年以上あります。これからどう生きていく？ 本当にひとりで生きていける？ なんとなく不安になりました。漠然とした老後の不安。››（「はじめに」より）

健康に気を配り、お金の対策をし、終活まで完了。

一生独身を覚悟したアサミが、なぜか〝婚活〟を始めることに！？

理由はふたつ。

自身が編集長を務めるWEBサイトの記事にするため、つまりは「仕事」。

もうひとつは、恋愛にご無沙汰な40代独女が婚活をしてみたら面白いんじゃないか？という「好奇心」から。

彼氏いない歴7年、デートしてない歴5年。

当然結婚もしていない。

これまであった数少ないラブアフェアですら、信頼に値するオトコにはまったく出会えず、男性への不信感は募るばかり。

「もう、誰からも恋愛対象として見られないんだろうな・・・」

そんなアサミが勇気をふりしぼって、〝婚活〟に一歩踏み出してみました。

はたして、素敵な出会いは訪れるのか？

ちなみに、これは彼女が婚活を初めてから改めて考えてみた「結婚相手に譲れない8つの条件」です。

条件①　家庭に入ってほしいと言わない

条件②　相手の両親との同居を求めない

条件③　経済的に自立している

条件④　離婚歴はバツイチまで

条件⑤　言葉づかいが怖くない

条件⑥　暴力をふるわない

条件⑦　苦手なにおいがしない

条件⑧　体毛が濃すぎない

2年の婚活後、この条件は「結婚相手に〝本当に〟譲れない5つの条件」に変わります。

婚活パーティで出会った「ハイスペ男」「年下イケメン」「バツ3男」・・・そしてまさかの「元カレ」まで登場。

さまざまな男性との出会いはアサミに何をもたらしたのか。

本書はただの婚活本ではありません！

「婚活してみたら失敗もあったけど案外うまくいきました」「婚活ってこうしたらうまくいきますよ」という内容のものではなく、「人生において本当に必要な作業（＝自己発見）への過程」が赤裸々につづられています。

驕らず、かといって卑屈にならず、真摯に自分を見つめる姿が清々しい。

婚活中や婚活を始める女性にはもちろん、婚活を考えている男性にもおすすめです！

男性は、自身がどう見られているかがとてもよくわかる一冊になっています。

『40代ご無沙汰女子の、ざんねんな婚活

婚活して初めて気づいた、人生において大切な１７のこと』

著／浅見悦子

【著者プロフィール】

浅見悦子（あさみ・えつこ）

OTONA SALONE 編集長／婚活コラムニスト 40 代、未婚、独身、恋人いない歴9 年、婚活歴2 年以上。主婦の友社で「S Cawaii!」編集長などを経て「自分らしく自由に自立して生きる」女性web メディア「OTONA SALONE（オトナサローネ／ https://otonasalone.jp/）」を2016 年に立ち上げる。自らカラダを張り、女性の本音とリアルな美容、ファッション、恋愛、仕事、女性の生き方などの記事を執筆。人気連載「40 代編集長の婚活記」が多くの女性から共感を呼び、各界で話題に。

★こちらもオススメ！

・あなたに「いいね！」がこない理由ってなに？『アプリ婚 お見合いアプリで出会って1年で婚約→結婚しました』

・カリスマ婚活カウンセラーが本気回答！ 婚活に必要なのは決断力と○○○力！？ 『こじらせ女子でも失敗しない婚活ガイド』

・高齢になっても、恋もSEXも結婚も、あきらめない！ 『後妻白書』

・人生を縛る4つのコスト（家・自動車・結婚・家族）を大幅カット！？『属さない勇気』～まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」生き方改革～

・日本人は「アリ」ではなく「キリギリス」だった！？『お金の整理学』