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2018.11.14
西城秀樹の妻が初めて明かすスターの真実!『蒼い空へ 夫・西城秀樹との18年』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
明かせなかった本当の病状、一般人とスターとの結婚、47歳のパパデビュー、家族全員で病と闘った日々・・・
2018年 5月16日、63才という早すぎる人生の幕をおろした西城秀樹。
告別式は10日後の26日に執り行われました。
‹‹葬儀場のお庭は、数えきれないほどたくさんの方たちで埋め尽くされていました。外の道路までいっぱいに。しかもほとんどの方が、喪服を着てくださっています。立ち寄ったのではなくお別れの準備をして来て、長い長い列に並んで待ってくださっていたのですね。
ただただ、感謝しかありませんでした。
パパ、見てるよね。
こんなにたくさんのファンの皆さんが集まってくれたのよ。
ママが、代わりにお礼を言ったけど、大丈夫だったかな?
位牌を胸に、霊柩車の助手席に乗り込みました。
車がゆっくりと走り始めます。
「ブルースカイブルー」が流れ始めました。
沿道の人、人、人・・・・・・。
道路沿いの向かいに目をやると、2階建てのデニーズの外階段にも、喪服を着た方々がびっしりです。午前3時半から列ができ、一時は1キロメートル離れた青山一丁目までその列が伸びたと、関係者の方から後になって聞きました。集まってくださったファンの方は1万人を超えたそうです。
私は、夫・木本龍雄が西城秀樹だったことを、ずい分長い間忘れていたのかもしれません。››(「まえがき」より)
著者である木本美紀さんは18年前、西城秀樹さんと出会い結婚しました。
きっかけはお見合い。
当時OLをしていた美紀さんは28歳、秀樹さんは17歳年上の45歳でした。
結婚した翌年の2002年には、長女・莉子さんが誕生します。
2003年には長男・慎之介さんを出産、そこから半年もたたないうちに3回目の妊娠が判明し、2005年、次男・悠天さんが生誕。
世間からは幸せの絶頂に見えていましたが・・・・・・じつは長女・莉子さんがお腹にいるとき、秀樹さんは脳梗塞で1回目の入院をします(最初に報道された2003年6月は2回目の緊急入院)。
17年にわたる壮絶なる闘病生活のはじまりでした――――。
‹‹闘病中、とくにこの数年、体は次第に深刻な状態になってきていました。
私の心には何度もよぎった「引退」という言葉をついに、秀樹さんの口から聞くことはありませんでした。
最後の最後まで歌手でありたかった。歌を歌うこと、ステージを見ていただくこと、そのことが自分の使命と信じ、そのモチベーションがどれほど秀樹さんの生きる支えになっていたことでしょう。
正直、いままでお話していなかったことをお伝えするのにはとまどう気持ちもありました。
18年間、一切表に出ないよう守られていたことだったので、心の中で幾度となく秀樹さんに相談していました。そして、私は、ファンの皆様の秀樹さんを、お預かりしていたという立場でもあったので、きちんとお話してみようと思うに至りました。››(「おわりに」より)
明かせなかった本当の病状、一般人とスターとの結婚、47歳のパパデビュー、家族全員で病と闘った日々、入院してからも奇跡を信じ祈り続けた最期の3週間・・・・・・。
妻が語る17年の壮絶なる闘病、そして最期までステージをあきらめなかった男の真実――――。
ファンの方達からの応援を励みに、「2020年の東京オリンピックでは『YOUNG MAN』を歌いたい」とリハビリを続けていた秀樹さん、それを理解しすべてを包みこんだ美紀さん、パパママ思いの優しい3人の子どもたち。
必死で支え合った家族の絆に涙が止まりません。
プライベート写真を含む未公開ショットも収録。
帯コメントは浅田美代子さん。
「知らなかった。
次から次へと襲ってくる病魔と
闘っていた日々を・・・
幸福とは
どれだけ濃密にその時間を一緒に
過ごせたかだと思う。
ヒデキは本当の幸福を感じながら
旅立ったのでしょう。
なんてステキな家族なんだろう。
美紀さん ヒデキに
幸福をありがとう」
著/木本美紀
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