お知らせ
2018.3.14
今年はどこの桜を訪ねようか。一期一会の桜。『サライ 4月号』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
人生一度きりのこの春を愛でたい。
知識も経験も豊かなシニア世代にとって、人生に必要なのはホンモノと正統のみ。
『サライ』は旅、美味、芸術、文化、道具など、あらゆる分野でホンモノと正統を取り上げ、人生(LIFE)を豊かに、暮らし(life)を愉しくする月刊誌です。
桜といえば満開を観たいと思うのが人情だが、昔の日本人は蕾、咲き始め、散りゆく姿、白雲のような群れ桜、野に立つ一本桜、すべてを愛でた。
あるときは恋愛の比喩として。
あるときは生き方の手本として。
めぐりゆく季節の中で突如として萌え出る桜花に心動かされるとき、人は「今、生きている」という感覚を取り戻す。
古き心に立ち返り、人生一度きりのこの春を喜びたい。
<大特集>
今年の花には、今年しか出会えない
一期一会の桜旅
第1部 花の見方は「うた」に訊け
和歌に学ぶ「桜」の味わい方
なぜ私たちは桜に心を動かされるのか。
古来、日本人はどう桜を愛でてきたのか。
まずは「万葉集」「古今和歌集」「新古今和歌集」を繙き、日本人の桜観をたどりたい。
・桜を愛でる日本人独特の感性は「うたう心」が育んだ
・名歌「願はくは」はなぜ『新古今和歌集』に入らなかったのか?
・源平合戦後に咲いた歌の花は「貴族社会最後の輝き」だった
・観桜の愉しみが全国へ伝播し「別れと出会い」の象徴に
第2部 日本人と桜の関わりの原点
「里山の一本桜」を旅する
里山で花開く麗しい桜は、春の到来を告げるふるさとの宝。
年月を重ねても生命を輝かせるためには、桜を愛し見守る人々の存在がある。
日本各地に残る11本の桜の物語を訪ねた。
・ひょうたん桜
・前原の一本桜
・宿根の大桜
・杵原学校の枝垂れ桜
・須沼の一本桜
・野平の一本桜
・儀明の棚田のヤマザクラ
・越代のサクラ
・おしら様の枝垂れ桜
・上坊牧野の一本桜
・為内の一本桜
第3部 桜名所に「旨いもの」あり
団子がなけりゃ、花見にならぬ
桜前線が北上するにつれ、今春はどこの桜を訪ねようかと心が浮き立つ。
行き先に迷ったら、名所中の名所をめざしてはいかがか。
昔日より多くの粋人が訪れ、様々に花を愛でてきた定番の桜名所には、「旨いもの」がある。
・花も団子も楽しめる日本全国「鉄板・桜名所」8選
・桜名所に旨い団子あり
・桜名所に旨いそばあり
・桜名所に旨い酒あり
・桜名所のテイクアウト寿司
そのほか、連載・読み物も充実の内容でお届けする。
★こちらもオススメ!
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