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2018.1.18

鍵を握るのは、双子の「モナ・リザ」?「ダ・ヴィンチ・コード」に連なる傑作『モナ・リザ・ウイルス [上][下]』

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キーワード: ミステリー ドイツ 美術 アート ウイルス

鍵を握るのは、双子の「モナ・リザ」?「ダ・ヴィンチ・コード」に連なる傑作『モナ・リザ・ウイルス [上][下]』

ドイツ・ミステリーの新機軸となる、傑作エンタテインメント登場!

ボストンに住む神経美学者ヘレンは、ある日、見知らぬ男からの電話を取った。

パトリック・ワイズと名乗る男は、自分の父親パヴェル・ワイズが失踪し、それにヘレンの娘が関与している可能性があると言う。

離れて住む娘が行方不明になっていると知り、ヘレンは手がかりを求めワルシャワにあるワイズ邸へ飛んだ。

 

同じ頃、メキシコの高級リゾート・アカプルコでは、ミス・アメリカの候補者全員が行方不明になる事件が発生。

FBI捜査官ミルナーが現地に向かう。

 

さらに同じ頃、ブラジルや中国でミツバチが大量死し始める。

原因は、ウイルスか?

ミツバチがいなくなれば食糧供給は瞬く間に崩壊し、人類は飢餓に襲われる。

 

ワイズの父親・パヴェルの部屋でヘレンが見たのは、壁に貼られた娘の写真と、モニター上の緑の数列と文字列――コンピューターウイルスだった。

そのウイルスは「人類の生活の基盤を破壊する」と、パトリックは言った。

 

世界各地で同時多発的に起きる一連の事件に、果たして関連はあるのか、ないのか。

 

‹‹よき「モナ・リザ」が悪しき「モナ・リザ」に永遠に取って代わられなければならない。››(本文より)

 

21世紀とルネサンス、ヨーロッパとアメリカ、時間と空間を往き来する、空前の「美」のミステリー!

〝黄金比〟にまつわる設定が出色の出来栄えです!!

時代をまたぎ、世界をまたぎ、多ジャンルをクロスオーバーする世界観にゾクゾク感が止まらない!

スピーディーな展開でグイグイ引き込まれる下巻も圧巻!

 

小学館文庫

『モナ・リザ・ウイルス [上]』

『モナ・リザ・ウイルス [下]』

著/ティボール・ローデ  訳/酒寄進一

 

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