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2018.1.4

出産費用も学費も奪われて――渾身の力で離婚のすべてを描いた圧倒の私小説!『おめでたい女』

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出産費用も学費も奪われて――渾身の力で離婚のすべてを描いた圧倒の私小説!『おめでたい女』

この男は刺す。今すぐ成敗しないといけない。そう思いました。

 

‹‹離婚後、ずっと自分で五十枚の原稿を書いていた。これが世に出なければ死んでも死にきれないと思った。「神様、この原稿を書き上げる力を下さい」と神頼みしながら書いた。

<中略>

今回神頼みするにあたり、「わたしは空手で、大事なお願い事は致しません。原稿が書けるのなら今までの名前は捨てます」と誓ったので今後は、鈴木マキコで書いていきます。››(小学館文庫「逆襲、にっぽんの明るい奥さま」あとがきより)

 

「さわベス2017」文庫編1位に輝いた『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』の著者・夏石鈴子がそのペンネームを捨て、鈴木マキコとして全身全霊をかけ、自身の離婚のすべてを描く。

 

‹‹二十五年一緒にいたあの人と結局別れることになったのは、もう一度生活をやり直そうと思って、古いけれど物理的には一部屋増えるマンションに越したからなのでした。二十五年というととても長い。けれど最初の十年は、昇太が生まれる前で、あとの十五年は昇太や宝子と一緒の時間です。それは縄文と弥生ほど違います。もし、年表を作るとすれば、昇太が生まれた年に太い線をぐっと引くことになる。あとの十五年にしても入籍していたのは最後の七年だけです。その七年のところに、うんと細い点線でも入れると、もっとわかりやすくなる。

結婚しないまま、妊娠して出産したのですが、別に主義主張があったわけではありません。生活費は、会社員のわたしが働いているお給料でした。十七歳年上で映画プロデューサーをしているあの人からは、生活費をもらったことは一度もありません。こういう仕事は、経済的に不安定なのです。わたしは自分の力で暮らせるならそれで構いませんでした。››(「おめでたい女」より)

 

25年連れ添った映画監督の夫との別れ、愛と憎、そして死。

圧倒の、離婚私小説!

「きらら」で第一話発表後、100万部突破のベストセラー「九十歳。何がめでたい」の著者・佐藤愛子さんが、思わず筆を執り著者の才能を激賞!

 

鈴木マキコ様

「おめでたい女」一気に読み、

三日ほどしてもう一度

今度はゆっくり読み返しました。

あなたにこんな豊かな才能がおありとは

思いもしませんでした。感心しました。

ただタイトルがいけないですね。

「おめでたい女」はいけない。

余計な意識が入っています。

ひとつの小説なのに、自分の小説のように

つい一所懸命に考えてしまいました。

――佐藤愛子

 

「別れたいのに別れられない」女性、必読です!

 

『おめでたい女』

著/鈴木マキコ

 

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