100年にひとりの歌声！

「美人すぎるソプラノ歌手」

「かわいすぎるオペラ歌手」として、

世界で注目を集めている田中彩子さん。

もちろん、その実力も折り紙つき！

彼女の声は100年にひとりといわれる

ハイ・コロラトゥーラ

(一般的なソプラノより遙か高音域)と

いわれています。

音楽家というと、

ついつい生まれながらの才能と

恵まれた環境があったのでは？

と想像してしまいますが、

彼女の場合は違います。

ふつうの家庭で育った田中さんは、

幼い頃からピアノを習い、高校の進路相談では

「将来はピアニストになりたい！」と音大を志望。

ところが、手が小さく、１オクターブに届かない。

そんなとき、恩師が声楽の道はどうか、

と誘われ転身しました。

高校卒業後、言葉もわからないまま

18才で単身ウィーンへ留学。

４年の月日がすぎ、日本の友人らが

つぎつぎと就職していくなか、

田中さんはドイツ語の辞書を片手に、

精神的にも金銭的にもツライ日々を

過ごしていました。

それでも夢をあきらめず、

前を向いて歩いていたある日、転機が・・・。

色気は深い愛から生まれる！

「ウイーンでの暮らしは、

きっと皆さんが想像されているよりも

華やかな生活ではありません。

なので、日々淡々と過ごしている

ありのままの私の日常をお見せするのは、

とても恥ずかしいという思いもあります」

本書『Coloratura』では、

田中さんのドラマティックな半生を、

美麗な写真とともにつづります。

アジア人に厳しいといわれる

欧州のオペラ界で、どのように

階段を上がっていったのか？

その姿には、きっと誰もが勇気と

元気をもらえるはずです。

もうひとつのみどころは

彼女のあふれ出る"色気"！！

彼女は以前、色気について、

恩師シルヴィア・ゲスティから

強烈な言葉をかけられたといいます。

‹‹彼女とのレッスンは

いつも驚きにあふれていて、

それまでの私を大きく変えるものでした。

コロラトゥーラのテクニックは、まさに一級品。

音程は少しのズレも許されず、完璧にできるまで

繰り返し練習させられました。

　そしていつものセリフです。

「あなたは女を極めないと。

すべての歌には愛が関わっているんだから、

あなた自身も深い愛を持たないとダメ。

おしゃれをして、自分を磨いて、

人生をもっと楽しまなきゃ！」

　それまでひたすら歌に必死だった私は、

彼女を通してハッと我に返りました››

恩師との出会いによって、

さらに磨きがかかった

田中さんの"女らしさ"を

本書でぜひ、ご覧ください。

オペラ歌手ならではの

身体のメンテナンス方法や、

移動のときのバッグの中身など、

健康や美容の情報も必見です！

『Coloratura』

著／田中彩子

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