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2016.11.18

全世界でチケット即完! 人気絶頂歌手ヨナス・カウフマン、初の自伝『テナー』

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キーワード: 音楽 エンタメ 自伝 イケメン

全世界でチケット即完! 人気絶頂歌手ヨナス・カウフマン、初の自伝『テナー』

三大テノールに迫る、次世代オペラ歌手の旗手!

 

人気絶頂オペラ歌手、ヨナス・カウフマン、初の自伝。

「キング・オブ・テナー」といわれる彼は、

ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、

ホセ・カレーラスの三大テノール歌手に迫る

次世代スターとして、今、注目を集めています。

三大テノールのドミンゴも、彼のことを大絶賛!

 

 「私の息子の世代に属するヨナス・カウフマンは、

 世界中どこででも成長できるタイプのアーティストを

 代表しているように私には思えます。

 彼の音楽性、声楽のテクニック、表現力、

 そして、映画スターのようなルックスは、

 若い人たちにとって目指すべきモデルでしょう」

 (プラシド・ドミンゴ)

 

舞台の上で声が出なかった悪夢・・・

 

ドイツ本国ではBMWの広告に出演するなど

麗しいルックスと豊かな才能を兼ね備えたヨナス、

さぞがし順調にキャリアを積み重ねてきたと思いきや

23歳でデビュー後は泣かず飛ばず、

10年以上の下積み生活中には声帯不調を経験し、

歌手を辞めたい、と思ったこともあったそう。

 

 ‹‹『パルジファル』の公演がその時でした。

 僕は三番目の従者の役でした。

 まわりのワグネリアンの大きな声量に負けて

 蚊の鳴くような声は出せないので、頑張りました。

 二、三の歌詞を歌うと僕の声は擦れてきて、

 とうとう口を開けて歌おうとすると熱い空気だけで

 声は出てこない事態となりました。

 指揮者は驚愕して僕を見つめたけれど、

 歌手にとっては悪夢の出来事です。

 「プロの歌手の仕事とは、毎晩舞台の上で

 このようなストレスを経験するものならば、

 他の仕事をした方がいい。僕には向いていない」

 と思って、歌手を辞めることを初めて考えました››

 

その後、彼は人生最大の恩師と出会ったことで、

絶体絶命の危機を乗り越え、

2006年、NYメトロポリタン歌劇場の

『椿姫』アルフレード役で大ブレイクします!

 

知識や教訓を若い世代に伝えたい!

 

本書は、彼のこれまでの歌手人生と

本邦初公開となるプライベートの素顔、

同僚、指揮者、劇場総監督の貴重な証言、

幼少期から現在までの写真約30点を含む、

カラーページ満載の永久保存版です。

 

彼はこの本をとおして、歌手を目指す若者に、

自身が若いころ味わった苦悩や感動、知識や教訓を

伝えたいとも考えています。

彼のファンの方にはもちろんのこと、

音大の学生さん、コーラス隊のママさんから

オペラを観たことがない初心の方まで、

心に響く、貴重な言葉がつまった一冊です。

 

今回、日本語版出版に際して、

新たに、日本のファンへのメッセージと

プライベートを語り下ろし、加筆しています!

 

 「2003年に初来日して以来、

 日本の聴衆には特別の繋がりを感じてきました。

 私は日本の聴衆が大好きです。

 なぜなら、日本では大勢の人々が情熱を持って

 クラシック音楽に接し、理解し、

 知識を共有しているからです。

 現在のアーティストのライブのみならず、

 録音の世界でしか会うことの出来ない

 貴重なアーティストの記録が残っているのも、

 日本の聴衆のオペラへの愛情のおかげです」

 

『ヨナス・カウフマン

テナー』

著/トーマス・フォイクト  訳/伊藤アリスン澄子

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