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2019.9.7
水道橋博士さんも絶賛!新視点で人類史の謎を解明する 小学館文庫『逆説の世界史 1 古代エジプトと中華帝国の興廃』
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「定説を覆し続ける逆説の男」による新たなライフワーク!!
歴史ノンフィクション『逆説の世界史』の文庫版第1弾がついに登場しました。
『逆説の世界史』は、シリーズ累計550万部突破のベスト&ロングセラー『逆説の日本史』の著者・井沢元彦氏が挑む「新たなライフワーク」。
構想に15年以上を費やした本企画は、民族、宗教、イデオロギーによる偏見や差別を極力排し、いわば「地球人の視点」で人類の歴史を読み解く逆説史観による文明論です。
「私は『逆説の日本史』のタイトルで、四半世紀にわたって通史としての日本の歴史を書き続けています。なぜ専門家ではないのに通史を書けるのか? 一言で言えば、専門家でないからです。今の日本の歴史学はあまりにも専門化・細分化されすぎてしまい、その結果、歴史全体つまり通史を扱う能力が育たなくなっています。かつてジャーナリストとして活動した経験を活かして、歴史の全体像を常に意識しつつ、一般人に歴史が分かりやすく理解できるように、私は『逆説の日本史』を書いてきました。
そして、『逆説の世界史』シリーズも、この方法論(『逆説史観』)で通史としての世界史を書いていきたい。その目的は、歴史を人類共通の知恵として多くの人々に理解してもらいたいということと、自分が未だに解決できない疑問『文明はどのように発達し、なぜ衰退するか』を究めてみたいからです」
シリーズ第1巻「古代エジプトと中華帝国の興廃」のテーマは、「文明はなぜ衰退あるいは停滞するのか」。
第一章の古代エジプト文明の崩壊編では、「ピラミッドはファラオの墓」という定説を覆します。
ピラミッドは何の目的で造られ、なぜ巨大建築物を造る技術は継承されずに文明が滅亡したのか、という古代史最大の謎を解明。
第二章の中国文明の力量と停滞編では、15世紀に世界の最先端だった国家がなぜ六百年以上も停滞しているのか。
歴史改竄、商業蔑視、官僚汚職、環境汚染など、中国が抱える問題を「中華思想」と「儒教(朱子学)」をキーワードに読み解く文明論は目からウロコです。
文庫解説の水道橋博士さんも大絶賛!
‹‹(前略)歴史というものは常に検証され、それと同じく、それを綴るものもまた検証される。その連続が歴史を呼び起こしていく。
天動説から地動説への変遷一つとってみてもそれは自明だ。
「専門の学者が否定すること」。これが、実際に、歴史の事実解明に役立ったとき「それを私は『逆説』と呼んでいるのである」と著者は、定義する。
今までの日本史と大きく異なるのは、世界史においては「宗教と戦争」が通史のテーマになってくる点だ。
歴史家アルレット・ファルジュは、「ことの続きを知ってしまっているハンデキャップから歴史家は逃れられない」と言ったが、この宿命に著者は怯えることはない。
なぜならそれは・・・・・・もう、おわかりだろう。
井沢元彦は宇宙人の視点から世界史を見直すアドバンテージを持っている、「定説を覆し続ける逆説の男」だからである。››
ワクワクしながら〝世界史〟が見えてくる一冊。
著/井沢元彦
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