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2021.1.28

庭猫と家猫の日々をやわらかな視点で写し出した写真集。『庭猫スンスンと家猫くまの日日』

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キーワード: 猫 アニマル ペット 写真集 エッセイ

庭猫と家猫の日々をやわらかな視点で写し出した写真集。『庭猫スンスンと家猫くまの日日』

猫にとっての幸せは、永遠にわからない。

「俺、つしま」のおぷうのきょうだい先生推薦!!

ある日庭にやってきたボロボロの猫 〝スンスン〟 と、著者の長年の友である 〝くま〟 をめぐる、命の物語です。

外でたくましく生きる猫と家の中で暮らす猫、どちらが幸せかは、猫にしかわかりません。

「命はめぐり、やがて土となる」

外での生活が長い猫を、人間の想像や解釈で家の生活を強いることが猫にとっていいことなのかわからない著者は、「目の前にある命をただ放っておけない」と、ときに地域の人たちと協力しながら、その命を見届けます。

 

写真家である著者が猫に寄り添いながら、やわらかな視点で写し出した写真とシンプルな言葉で構成。

ごく自然に手を差し伸べ猫を保護する著者と、その周囲の人たちとの交流が、今、失われつつある大切なものに気づかせてくれます。

巻末のエッセイも、読みごたえたっぷりです。

 

«ある日、いつものようにくまを二階に閉じ込めて、スンスンを居間に入れていた。台所から戻ると、スンスンの姿がない。まさか、と二階へ上がると寝室のドアが少し開いている。慌てて部屋へ入ると、スンスンとくまはベッドの上に並んで座っていた。二体のスフィンクスのように同じく香箱を組んでいる。平和なムードではあったが、刺激しないようにくまの頭を撫でてから、スンスンをそっと抱えて一階へ連れ戻した。くまは気が強い。庭を通り過ぎる野良猫たちには必ず威嚇していたが、スンスンだけは別だった。二匹のあいだには、人間にはわからない何かがあるのだ。受け入れ先が見つからなければ、くまと同居できるだろうか。»

(本文より)

朝日新聞社「sippo」の大人気連載「家猫庭猫」(sippoの「2020年に読まれた記事【猫編】」1位&2位独占)が単行本になりました。

猫たちの日常がとにかくかわいくてほっこり!

渇いた心を潤す写真集です。

 

☆ 森岡書店(東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階)にて写真展開催中!

会期:2021年1月26日〜31日

時間:13:00~19:00

場所:森岡書店(東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル1階)

 

☆ Twitter上【@sunsunkuma1】で刊行記念キャンペーン実施中!

 

『庭猫スンスンと家猫くまの日日』

著/安彦幸枝

 

【著者プロフィール】

安彦幸枝(あびこ・さちえ)

写真家。泊昭雄氏に師事。著書に『庭猫』(2015年パイインターナショナル)。『どこへ行っても犬と猫』(2018 年 KADOKAWA)ほか。【Instagram @abikosachie】

 

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