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2018.7.21
愛犬・愛猫の生と死、共に暮らした日々の輝きを描く。谷口ジロー著『犬を飼う そして…猫を飼う』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
発売即緊急重版! 一冊丸ごと、犬と猫を題材にした珠玉の作品集!
発表時に大反響を呼び、知る人ぞ知る名作として読み継がれる感動傑作、決定版としてついに登場!!
「2年前、我が家の十五歳になる飼い犬が死にました。年老いて死にゆくその姿を見とった時、私の中の創作意欲という小さな細胞に少し変化が起きました。どうしてもこの犬の生と死を描いておきたいという気持ちが湧きあがってきたのです」
谷口ジローさんがご自身の経験に基づき、年老いた愛犬を看取るまでを丹念に描いた『犬を飼う』。
そして、愛犬の死後、行き場をなくしてやってきた猫たちとの生活を描いた『そして…猫を飼う』。
愛犬・愛猫の生と死、そして共に暮らした日々の輝きを描いた本シリーズに加え、谷口氏が犬と猫との生活を描いた珠玉のエッセイ『サスケとジロー』(全16000字超)、谷口氏の後期犬まんがの傑作『百年の系譜』を収録し、一冊丸ごと、犬と猫を題材とした作品集としました。
〈目次〉
犬を飼う
「ビッグコミック」1991年6月25日号
そして…猫を飼う
「ビッグコミック」1991年12月25日号
庭のながめ
「ビッグコミック」1992年4月10日号
三人の日々
「ビッグコミック」1992年9月25日号
エッセイ
サスケとジロー
「ワン」1994年12月号(ペットライフ社)
百年の系譜
「ビッグコミック1」2009年4月12日号
エッセイ
思い出すこと
単行本『犬を飼う』1992年11月20日発
作品の世界にぐいぐい引き込まれる味わい深い連作。
犬や猫の息づかいを感じる描写から「生き物の生死」について、改めて考えさせられます。
発表から26年が経っても、作品の持つ輝きは、まったく色あせていません。
むしろ、子供のいない家族にとっての、犬や猫の存在を描いていることで、今こそ多くの人に、感じていただけるのではないかと思います。
幅広い世代の方に手に取っていただきたい作品です。
※本書は『犬を飼うと12の短編』(小学館)収録作品の一部を抜粋し、エッセイを加えて再編集した新装版となります。
刊行にあたり、すべての原稿を新たに製版し、カラー画稿はすべて4色印刷にて収録、名作『犬を飼う』シリーズの決定版です。
著/谷口ジロー
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