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2020.10.13

圧倒的光彩を放つ仏像写真を多数掲載!「いつかは行きたい古仏巡礼」『サライ 11月号』

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キーワード: 仏像 日本文化 付録 手帳

圧倒的光彩を放つ仏像写真を多数掲載!「いつかは行きたい古仏巡礼」『サライ 11月号』

時代を超えて心に響く、日本の宝

 

<保存版大特集>

6世紀に仏教とともに伝来し、独自の進化を遂げた仏像は、日本の宝にして美術彫刻の最高峰である。

心眼の匠である写真家が捉えた古雅幽遠の香気を味わい、貴人の個人仏像「稔持物」を読み解く。

悠久の時を超えて息づく〝美をこえた美〟を、今ここに。

 

法隆寺、東大寺、唐招提寺……今こそ見たい姿と安寧への想い

いつかは行きたい古仏巡礼

・ 千手観音菩薩立像 唐招提寺

 

第1部 写真家が見出した「仏像美」

仏像は見る角度、光の具合で表情を変える。

「ここだ」という視点を発見したとき、仏像は静かに霊気を漂わせる。

本邦屈指のふたりの写真の名作を比較したい。

 

くらべるグラビア 入江泰吉と土門

・ 救世観音立像 法隆寺

・ 菩薩半跏像 中宮寺

・ 聖観世音菩薩立像 薬師寺

・ 広目天立像 東大寺

・ 月光菩薩立像 薬師寺

・ 釈迦如来立像 室生寺

・ 伐折羅大将 新薬師寺

・ 未神 室生寺

 

総論 仏像はなぜ人々の心に響くのか ●解説 長岡龍作さん(東北大学大学院教授・60歳)

・ 釈迦三尊像 法隆寺

・ 薬師如来坐像、同・仏足 薬師寺

・ 衆宝王菩薩立像 唐招提寺

・ 増長天立像 法隆寺

・ 増長天立像 東大寺

 

写真家の生涯と名作 入江泰吉

・ 聖観世音菩薩立像 薬師寺

・ 観音菩薩立像 法隆寺

・ 月光菩薩立像 東大寺

・ 執金剛神立像 東大寺

・ 伎芸天立像 秋篠寺

・ 十一面観音立像 室生寺

・ 阿修羅立像 興福寺

・ 仏頭 興福寺

 

写真家の生涯と名作 土門

・ 十一面観音立像 聖林寺

・ 釈迦如来坐像 飛鳥寺

・ 盧舎那仏坐像 東大寺

・ 多聞天立像 東大寺

・ 観音菩薩立像 法隆寺

・ 室生寺金堂内陣

・ 釈迦如来坐像 室生寺

 

仏像鑑賞のはじまり ●解説 碧海寿広さん(武蔵野大学准教授・39歳)

「明治以降、多くの日本人に仏像の美しさを気づかせたのが〝仏像写真〟でした」

・ 救世観音立像 法隆寺

 

写真家の生涯と名作

小川一真

・ 如来形立像 唐招提寺

・ 無著菩薩立像 興福寺

 

工藤利三郎

・ 不空羂索観音菩薩立像 東大寺

・ 阿修羅立像 興福寺

 

小川晴暘

・ 良弁僧正坐像 東大寺

・ 俊乗房重源上人坐像 東大寺

・ 金剛力士立像 東大寺

・ 盧舎那仏坐像 唐招提寺

・ 鑑真和上坐像 唐招提寺

・ 弥勒磨崖仏 大野寺

・ 十一面観音立像 聖林寺

・ 十一面観音立像 室生寺

・ 十一面観音立像 聖林寺

 

永野太造

・ 釈迦如来坐像 室生寺

・ 吉祥天立像 浄瑠璃寺

・ 新薬師寺本堂

・ 薬師三尊像 薬師寺

 

第1部掲載の仏像と所蔵寺院

 

第2「念持仏」を知る

古の天皇、皇族、武将たちは、私的な仏像「念持仏」を身近に置き、朝夕祈った。

そこに込められた思いを読み解くと、昔人の願いや悩みなど心のありようが立ち上がってくる。

仏壇の起源といわれる念持仏の千年史を繙く。

 

「念持仏」とは何か ●解説 岩佐光晴さん(成城大学教授・65歳)

・ 伝橘夫人念持仏 法隆寺

 

平安~鎌倉時代 平安貴族は念持仏に何を願ったのか

・ 不動明王像 真如堂

・ 普賢延命像 松尾寺

・ 木造千手観音立像 慈眼堂

 

南北朝~室町時代 激動期に天皇・将軍が捧げた祈りの形

・ 利運地蔵菩薩像 等持院

・ 金剛蔵王権現像 如意輪寺

 

戦国時代 決戦に際し両雄は何を願ったか

・ 武田不動尊 恵林寺

・ 泥足毘沙門天像 法音寺

 

安土桃山時代 命懸けの戦を支えた武将たちの極楽浄土

・ 地蔵菩薩坐像 廬山寺

・ うば尊像 立山博物館

念持仏なくして天下統一なし

・ 大随求菩薩像 高台寺

関ケ原、大阪城に散った強者どもの夢の後

・ 石田地蔵尊・千体仏 宗安寺

・ 神明地蔵尊 高松神明神社

 

江戸時代 家康が念持仏に込めた泰平の祈り

・ 黒本尊 増上寺

・ 白本尊 宝台院

・ 聖観世音菩薩像 瑞巌寺

 

 

<創刊31周年特別付録>

大判の武者絵を、横三枚の続きものにするという前代未聞のパノラマ・ワイド画面を編み出して大衆の度肝を抜き、大いに喝采を浴びた国芳。

その最たる傑作「宮本武蔵と巨鯨」を採用したのが、2021年のサライ・スケジュール手帳である。

大判錦絵を三枚続きものにしないと成し得ない大迫力の構図は、まさに江戸っ子たちを熱狂させた稀代のエンターテイナーの面目躍如。

来年、没後160年を迎える天才浮世絵師の、機知に富んだ名作とともに2021年の時を刻んでいただきたい。

 

サライオリジナル

2021年版「国芳スケジュール手帳」

表紙に巨大な鯨を刻印。

表紙、裏表紙をめくった見返し部分にも「宮本武蔵と巨鯨」(部分)を掲載。

予定を書き込みやすい見開きひと月の月別カレンダーのほか、「暮らしのマナー備忘録」、方眼メモ欄19ページを収録。

 

そのほか、連載・読み物も充実の内容でお届けする。

 

『サライ 11月号』ためし読み

知識も経験も豊かなシニア世代にとって、人生に必要なのはホンモノと正統のみ。

『サライ』は旅、美味、芸術、文化、道具など、あらゆる分野でホンモノと正統を取り上げ、人生(LIFE)を豊かに、暮らし(life)を愉しくする月刊誌です。

サライ公式サイト

 

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