迷えるリーダーに読んでほしい。『新しい時代を切り開く「リーダー力」の鍛え方』

お知らせ

2020.7.25

迷えるリーダーに読んでほしい。『新しい時代を切り開く「リーダー力」の鍛え方』

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

キーワード：ビジネスマネジメント

大変革の時代だからこそ学びたい、これからのマネジメント術！

働き方改革法が2019年4月から施行されましたが、まだまだ社会全体が改革に向けてシフトしているとは言い難い状況が続いていました。

ところが、今年に入ってから新型コロナウイルスの影響により、望む望まないにかかわらず、わたしたちのワークスタイルに大きな変化が生まれています。

そんな大変革の時代を迎えた今、「リーダー」と呼ばれる立場にいる人やこれからその立場になる人々が、どう考え、行動すべきか・・・。

上場企業を中心に5000人以上の管理者の研修に携わってきた著者が、日本企業に蔓延する「努力と気合と根性」といった精神論から脱し、変わりつつある時代に向けた新しいリーダーシップやマネジメントの着眼点を解説します。

日本の組織にはびこる「変えられない問題」。

前例主義、事なかれ主義が、会社や社会全体の生産性を下げています。

あなたの会社は大丈夫ですか？

こちらは組織を蝕む問題点をあぶり出すチェックシートです。

□　意義や目的が分からない業務がある。

□　一度決まったことは、撤回されない。

□　プロジェクトのまとめや振り返りの機会がない。

□　10年以上、慣例的に仕事を発注している会社がある。

□　言い出しっぺが損をする。

□　若手が発言しない。

□　役員の一言でプロジェクトが飛ぶことがある。

□　出張は集合から解散まで全員一緒に移動する。

□ 「今の若い人は・・・・・・」と批判的に語るリーダーがいる。

□　日和見主義のリーダーが多い。

4つ以上当てはまったら要注意！

あなたの会社は新しい価値を生み出す活力が低下しています。

これを作れば売れる、こうすれば儲かる、といったある程度の模範や正解がなくなった社会では、自分の頭で考えて、何をするのか決め、行動に移すことが求められるようになりました。

けれども、現実では思考停止に陥っているリーダーが多く、物事が進まない事象があちこちに見受けられます。

このような時代のリーダーには、「自分の能力を自分で高めていく」という発想が必要なのです。

本書では、ITリテラシー、向上心、人脈力、認識力、戦略的思考、意思決定力という6つの観点から、あなたの「キャリア開発力」を養います。

«今後、これまで以上に活躍するリーダーになるために、仕事や組織に対する価値観や問題点を確認するためのチェックシートやワークを取り入れました。このワークを行うことにより、自分自身を理解すると同時に、部下への理解にも活用してほしいと思っています。
また、自身が決められないリーダーと認識している人は、大事にしてきた価値を見直すと同時に、決められない理由やそれによって起こりうる影響について検討することが重要です。〈略〉
「ピンチはチャンス」と言われますが、読者の皆さんには、歩むべき方向性を定め、リーダーとしての職業人生を力強く歩み、新たな取り組みにチャレンジして現状を打開してほしいと願っています」»
（本書「おわりに」より）

「リーダーに抜擢されたが、何をすればいいのか分からない」「部下とのコミュニケーションを重視しているが、結果に結びつかない」「リーダーとして成長する方法を知りたい」・・・そんなリーダー・次世代リーダーにおすすめです。

巻末には「リーダー力」を鍛えるためのブックリストも付いています。

〈目次〉

はじめに

第1章　あなたの組織は人材を「消耗品」にしていませんか？

第2章　リーダーの「仕事」とは？

第3章　成熟社会で活躍するリーダーのためのキャリア論

第4章　メンバーとチームを動かす実践チームビルディング

おわりに

巻末付録：「リーダー力」を鍛えるためのブックリスト

『新しい時代を切り開く

｢リーダー力｣の鍛え方』