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2020.1.12

ニッポンの物流を変えた伝説の経営者の謎。小学館文庫『小倉昌男 祈りと経営 ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』

ニッポンの物流を変えた伝説の経営者の謎。小学館文庫『小倉昌男 祈りと経営 ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』

トリプル受賞作、待望の文庫化!

本作は「宅急便の父」こと小倉昌男氏(元ヤマト運輸社長、故人)の生涯を追った本格人物評伝です。

1976年に創設されたクロネコヤマトでお馴染みの宅急便事業は、いまや生活にかかせないサービスとして定着しています。

ヤマト運輸(現ヤマトホールディングス)の社長として、この画期的なサービスをゼロから築き上げたのが、小倉氏です。

小倉氏の業績は、不朽のロングセラー「小倉昌男 経営学」をはじめ、数多くの書籍や記事で紹介されてきました。

2005年に亡くなりましたが、今なお、多くの経営者が「尊敬する人物」として小倉氏の名前を挙げます。

稀代の経営者の素顔は・・・?

ジャーナリストの著者・森 健は、小倉氏の資料を丹念に読み解いていくうちに、3つの「疑問」を抱きます。

 

■ ヤマトの経営を退いた後、なぜ46億円もの巨額私財を投じて、障害者福祉の世界に入ったのか?

 

■ 官庁の規制と闘い、行政訴訟も辞さなかった「闘う経営者」というイメージがあるのに、自分のことを「気弱」と言っていた理由とは?

 

■ 晩年、病を抱えた身でありながら、長女の暮らすアメリカへと渡ったのはなぜか?

 

これらの謎を追って、福祉財団の役員、元秘書、クリスチャンだった小倉氏を支えていた神父など・・・キーマンとなる人物を一人ひとり訪ね歩き、次第に浮かび上がってくる〝人物像〟。

それは、多くのビジネスマンから尊敬される「闘う経営者」のイメージと異なるものでした。

 

ジャーナリストである著者が、ひとつひとつ謎を解き明かしていく過程を克明に綴った渾身の一作。

ノンフィクションですが、驚きのラストまで息をつかせぬ展開で、本格ミステリーのような読後感を楽しめる超一級品の人間ドラマです。

稀代の経営者が宅急便事業創設という激務に忙殺されながら、その裏で人知れず抱えていた秘密――それを知った時、「仕事と家庭」を持つ人なら、誰しも涙を流すのではないでしょうか。

 

第22回小学館ノンフィクション大賞で、賞の歴史上初めて選考委員全員が満点をつけて大賞を受賞。

2017年には、第48回大宅壮一ノンフィクション賞、ビジネス書大賞2017審査員特別賞に選ばれました。

トリプル受賞作、待望の文庫化です。

 

文庫版解説は小児科医・作家の松永正訓氏。

「本書は結局、単に小倉昌男さんの生涯を描く評伝というよりも、誰しもに共通する生きる困難を描いているということがわかってくる。<中略> 生きることが難しい今という時代に、不格好であっても一生懸命生きようとする人間のひたむきさ、純真さ、尊さを森さんは描ききったということになる。人生の終末に祈りが残るという小倉さんの最期がなんとも美しい余韻を残す。やはり森さんは、命の作家だった」

 

▼▼▼単行本刊行時の著者インタビューはこちら▼▼▼

https://www.sinkan.jp/radio/1907

      新刊ラジオ(オトバンク)より

 

小学館文庫

『小倉昌男 祈りと経営

ヤマト「宅急便の父」が闘っていたもの』

著/森 健

 

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