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2019.5.2
平成のあらゆる事件は裏でつながっていた。佐藤優×片山杜秀 小学館文庫『平成史』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
バブル崩壊、オウム真理教テロ、福島原発事故はなぜ起きたか?
混迷の30年をぶった斬り!
現代を代表する知識人である作家・佐藤優氏と慶應大教授・片山杜秀氏が、「平成」の政治、経済、事件、文化を縦横無尽に語り尽くす。
文庫版新章として「平成が終わった日」収録。
政治・経済・事件以外にも、二人が選んだ「平成の一冊」「平成の名作映画」も興味深い!
ユダヤ教に伝わるカバラの知恵という論理がある。光が収められた壺がある。だが時間が経つと壺にひびが入る。そこで新しい壺を用意する必要がある。入れ替えに失敗すると光は二度と元に戻らない。ここでいう光とは、日本固有の文化であり、国体であり、あるいは天皇なのかもしれない――佐藤優
平成は、それなりに生きてゆくにはとりあえず充分という極相に達して「坂の上の雲」ならぬ「坂の上の平原」といえる。もっと成り上がりたいという気持ちはないが、墜ちることへの恐怖は強い――片山杜秀
「バブル崩壊でファミレス進化」
「宮崎勤事件と仮想現実」
「麻原彰晃作曲の大交響曲」
「神の手とSTAP細胞」
「小泉訪朝は失敗だった」
「ホリエモンは何者?」
「逃げ恥と冬彦さん」
「リーマンショックを予言した男」
「朝日新聞と旧陸軍の共通点」
「脱原発はなぜ挫折したのか」
「親子二代で完結させた天皇〝人間宣言〟」
「レーダー照射問題はなぜ起きた」
「ゴーン逮捕は鈴木宗男事件に酷似」・・・・・・
バブル崩壊、オウム真理教、小泉劇場、安倍一強ほか、あらゆる事件は、すべてが裏でつながっていた――――。
何が起きたか?
なぜ起きたか?
「平成の謎解き」はこの一冊から始めましょう。
平成を読み解くブック&シネマ&ドラマリストも充実!!
【目次】
文庫版まえがき-片山杜秀
単行本版まえがき-佐藤優
第一章 バブル崩壊と55年体制の終焉
平成元年―6年(1989年―1994年)
第二章 オウム真理教がいざなう千年に一度の大世紀末
平成7年―11年(1995年―1999年)
第三章 小泉劇場、熱狂の果てに
平成12年―17年(2000年―2005年)
第四章 「美しい国」に住む絶望のワーキングプアたち
平成18年―20年(2006年―2008年)
第五章 「3.11」は日本人を変えたのか
平成21年―24年(2009年―2012年)
第六章 帰ってきた安倍晋三、そして戦後70年
平成25年―27年(2013年―2015年)
第七章 天皇は何と戦っていたのか
平成28年―30年(2016年―2018年)
文庫版新章 平成が終わった日
平成30年―31年(2018年―2019年)
単行本版あとがき-片山杜秀
文庫版あとがき-佐藤優
ブックリスト50
シネマ&ドラマリスト30
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