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2019.3.18
あなたは傑作誕生の瞬間を体感する!『小説王』がドラマ化&文庫化!
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早見和真さんの人気小説『小説王』がドラマ化決定!
『小説王』は、日本推理作家協会賞の長編及び短編集部門を受賞し、50万部の大ベストセラーとなった「イノセント・デイズ」と対をなす、著者の新たな代表作。
コミック化もされ、 発売当初より書店員からの評価も高く、 各方面で大きな反響を呼んでいる作品です。
ドラマ化にあたって監督を務めるのはフジテレビの「救命病棟24時」シリーズなど数多くのテレビドラマを演出している水田成英さん。
脚本は「5時→9時~私に恋したお坊さん~」(2015年10月クール・フジテレビ)、「絶対零度 未然犯罪潜入捜査」(2018年7月クール・フジテレビ)などを手掛けた小山正太さんと、 「救命病棟24時」(2013年7月クール・フジテレビ)、「セシルのもくろみ」(2017年7月クール・フジテレビ)などを手掛けたひかわかよさんが担当します。
主演の売れない小説家・吉田豊隆役に白濱亜嵐さん(GENERATIONS from EXILE TRIBE)。
「原作を初めて読んだ時、自分のデビュー前の苦労と被る事が多く、豊隆の気持ちに共感する事が沢山ありました。豊隆の悔しさや葛藤を全身で表現できるように今の自分の全てをぶつけました」と語るとおり、作家という仕事にリスペクトを込めて全力で挑みます。
豊隆の幼なじみで、大手出版社の文芸部で働く小柳俊太郎役には小柳友さん。
吉田の大ファンで彼の本はすべて読んでいるヒロイン・佐倉晴子役には桜庭ななみさん。
フジテレビにて4月地上波放送、FOD先行配信、アジア圏で同日配信予定です。
小説をめぐる熱きドラマ、ついに文庫化!
小説の役割は終わったのか?
物語に生かされたことはあるか?
単行本刊行時、作家・編集者・書店員の方々など業界の内外をざわつかせた問題作が、ドラマ化のタイミングで、ついに文庫化。
【STORY】
大手出版社で働く俊太郎と、鳴かず飛ばずの作家・豊隆は幼なじみだ。
「いつか一緒に仕事を」。
そう約束したものの、編集長の交代で、企画すら具体的にならないまま時間だけが過ぎていく。
やがて、俊太郎の所属する文芸誌は、社の経営状態から存続を危ぶまれる。
一方、豊隆はバイトをクビになり、連載の約束も反故にされ、無収入の状況に・・・。
‹‹お前が小説家としてどんなものかなんて知らないけど、結局ここでバイトなんてしている以上、俺たちと何も変わらないよ。迷惑なんだよ。お前が小説家であることを俺たちに押しつけんなよ」
店長は話しながらどこかうっとりとした表情を浮かべていた。もちろん納得はいかなかったけれど、それほど怒りの感情は芽生えなかった。万が一にでも周囲に「小説家であること」を押しつけていたのだとすれば、申し訳ないという気持ちも少しは湧いた。››
崖っぷちに追い込まれたふたりは、出版業界に壮大なケンカをしかけていく。
出版に携わる人だけでなく、すべての社会人、そしてこれから社会人になる若者に捧げる痛快熱血エンターテインメント。
解説は作家の森絵都さんです。
「編集者ならはもっと本をつくりたいと、書店員ならばもっと売りたいと、読者ならばもっと読みたいと願うはずだ。『小説王』はそんな小説だ」
著/早見和真
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