コナンファン待望！工藤新一&毛利蘭たちのスリリングな「京都」修学旅行を描く

累計発行数が2億冊を突破、作年公開の劇場版の興行収入が68.5億を超える大ヒットを記録した大人気ミステリー漫画『名探偵コナン』。

1月5日（土）と12日（土）には、読売テレビ・日本テレビ系にてスペシャルアニメ「紅の修学旅行編」が放送され好評を博しました。

この作品は連載1000回を記念して「少年サンデー」に6回にわたって掲載されたもので、今回、アニメ放送に合わせてノベライズ！

灰原からAPTX（アポトキシン）4869の解毒薬をもらい、一時的に工藤新一に戻ったコナンは、毛利蘭や鈴木園子たちと京都に修学旅行にやって来た。

そこで新一は、清水寺で出会った女優の鞍知景子から、映画仲間の元に届いた暗号を解いてほしいと頼まれる。

新一が蘭や園子、世良を連れて景子の部屋を訪ねると、そこには公開を目前に控える映画「紅の修羅天狗」の関係者たち――俳優の井隼森也、映画監督の馬山峰人、作曲家の阿賀田力――が集まっていた。

一向は、暗号が届いたという脚本家・西木太郎の部屋に向かう。

‹‹「ああ・・・・・・これが先週私のところに届いた暗号だよ」

西木太郎（38歳）は新一たちを部屋に入れ、ノートパソコンや脚本が置かれた窓際の丸テーブルから長方形の紙を手に取って見せた。

「お預かりします」

「その暗号が入っていた封筒には、干からびたヤツデの葉も同封されていてね・・・・・・」

西木の言葉を聞きながら、新一は手にした暗号が書かれた紙をまじまじと見つめた。

「すみません、この暗号の頭に付いている黒い四つの四角って、なんだかわかります？」

新一がたずねると、蘭たちの後ろにいた井隼と阿賀田が教えてくれた。

「それなら、その暗号を考えた出栗って奴のマークだよ！」

「アイツ、ノートやバッグにもそのマーク入れてたね」

「なら、その出栗って人に聞けば暗号の意味がわかるんじゃ・・・・・・」

世良の素朴な疑問に、西木は「もう聞けないよ」と首を横に振った。

「彼は先月、清水の舞台から飛び降りて死んでしまったから・・・・・」››

新一は暗号を受け取り景子たちと別れるが、その直後、西木が殺害される事件が発生。

西木の懐には天狗がよくもっている羽団扇に似たヤツデの葉と共に新たな暗号が入っていた。

その後も映画関係者たち次々と襲われる事件が続く・・・・・・。

舞台が「京都」ということで、高校生探偵・服部平次や遠山和葉、さらには平次を気に入っている大岡紅葉ら〝西〟の人気キャラクターたちも登場！

さらに注目は、久しぶりに会えた新一と蘭の恋の行方！

新一はロンドンで自分の気持ちを蘭に告白したが、まだ返事をもらっていない。

はたして今回、ふたりの関係に進展はあるのか？

今年もあらゆる角度から『名探偵コナン』をお楽しみください！