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2018.12.18

AIにできないことをやれ!『発想力「0から1」を生み出す15の方法』

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AIにできないことをやれ!『発想力「0から1」を生み出す15の方法』

大前流「無」から「有」を生み出す秘伝メソッド

AIが人間の脳を超えて社会に変革をもたらす「シンギュラリティ(技術的特異点)」の時代。

もし予想されているとおり、2040年代にシンギュラリティが訪れたら、いま人間がやっている仕事の多くが、AI(人工知能)やロボットに取って代わられると言われています。

そうなった場合、どんな人間が生き残るのか?

「AIにできない仕事=人間にしかできない仕事」

つまり、自分の頭で人とは違う新しいことを考え、「無」から「有」を生む力が、いままで以上に必要な時代になってくるのです。

 

‹‹「人生100年時代」と言われ、今や何歳になっても新しいチャレンジやリブート(再起動)、リスタート(再出発)が必要になっている。・・・・・・すべての年代で、AIやロボットにはできない「0から1(無から有)」を生む発想力と問題を解決する「セオリー・オブ・シンキング」が求められるのだ。››(「新書版まえがき」より)

 

本書では、40年余りの経営コンサルタント人生の中で大前氏が独自に編み出した「0から1」を生み出す、15の発想法プラス実践法を詳しく解説!

 

まず、前半は基礎編として、「0から1」を生み出す9つの発想法を紹介しています。

 

① 戦略的自由度/SDF (Strategic Degrees of Freedom)

② アービトラージ  (Arbitrage)

③ ニュー・コンビネーション   (New Combination)

④ 固定費に対する貢献   (Contribution to the fixed cost)

⑤ デジタル大陸   (Digital Continent)

⑥ 早送りの発想   (Fast-Forward)

⑦ 空いているものを有効利用する発想   (Idle Economy)

⑧ 中間地点の発想   (Interpolation)

⑨ RTOCS/他人の立場に立つ発想   (Real Time Online Case Study)ほか

 

また、本書の後半では、実践編として「新たな市場」を作り出す4つの発想法を解説しています。

 

① 感情移入

② どんぶりとセグメンテーション

③ 時間軸をずらす

④ 横展開

 

これらの発想法は、単にビジネスの現場だけでなく、新しいアイデアを生み出す際の思考ノウハウとして普遍性を持っています。

 

シンギュラリティが起こるのは2040年代と言われていますが、「無」から「有」を作り出す力は、いますぐにでも必要なものです。

 

‹‹20世紀のビジネスの3要素は「ヒト・モノ・カネ」と言われたが、それが今や「クラウドソーシング」「クラウドコンピューティング」「クラウドファンディング」という「3つのクラウド」で代替できるようになり、少人数でも(極端に言えば1人でも)、あるいは設備や資金がなくても、新たなビジネス展開ができる時代になった。››(「おわりに」より)

 

著者が培ってきた思考ノウハウを、よりテクニカルに、ビジネスの具体例を挙げて書いた『「0から1」の発想術』を加筆・修正して新書化!

一個人が世界を変える時代に、シンギュラリティの時代を迎える前に、身につけておきたい大前流〝知の技法〟がつまった一冊です。

 

小学館新書

『発想力

「0から1」を生み出す15の方法』

著/大前研一

 

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