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2018.10.20
日本ワインの知られざる〝誕生秘話〟が映画化&文庫化!『ウスケボーイズ 日本ワインの革命児たち』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
日本のワインの常識を覆した革命児たちの物語が映画に!
海外の映画祭で高評価を獲得しています!
第16回小学館ノンフィクション大賞受賞作を原作にした映画「ウスケボーイズ」が公開決定(2018年10月20日公開)!
日本のワインの常識を覆した革命児たちの物語です。
本作はスペインのマドリード国際映画祭とアムステルダム国際フィルムメーカー映画祭で、それぞれ最優秀作品賞、最優秀主演男優賞をダブル受賞!
監督は、世界各国の映画祭で高い評価を得ている柿崎ゆうじ。
日本ワインの常識を覆した若き革命児たちのひとり岡村役を演じたのは渡辺大。
ワインづくりに苦悩しながらも、すべての情熱を注ぎ続ける実直な青年を好演しています。
ほかに、橋爪功、金子昇、和泉元彌、安達祐実、大鶴義丹、升毅、伊藤つかさといった実力派キャストが脇を固めています。
入手困難な日本ワインの知られざる誕生秘話を文庫化!
今回、〝本当の日本ワイン造り〟に打ち込んだ青年たちの出会いと苦悩、葛藤そして成功までを追う感動の物語を文庫化しました。
日本のワイン造りは、世界の常識からかけ離れていた。
ワイン用ぶどうではなく生食用ぶどうを使い、また、海外からワインやぶどう果汁を輸入して造ることも多かった。
そのような状況に異を唱えた人物がいる。
「海外の銘醸地にコンプレックスを感じながら日本でワインを造る時代は終わった。君たちは本気で海外に負けないワインを造りなさい」
日本のワイン造りを主導した醸造家・麻井宇介(うすけ)の教えを受けた岡本英史、城戸亜紀人、曽我彰彦の3人は、師の遺志を受け継ぎ「ウスケボーイズ」と自らを名乗る。
そして、それぞれが日本では絶対に無理と言われたワイン用ぶどうの栽培から醸造までを一貫して手がけるワイン造りにすべての情熱を傾けはじめた――。
はたして、彼らは日本ワインに革命を起こすことはできるのか?
実話をもとに描かれたウスケボーイズの物語。
著者は長期にわたり彼らのことを綿密に取材。
ワイン造りと同じく、地道な作業の繰り返しで、日本のワインの常識を覆した革命児たちの物語を醸成しました。
文庫版「あとがき」には「ウスケボーイズ」のその後が記されています。
解説は翻訳家の鴻巣友季子氏。
著/河合香織
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