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2018.8.11
上川隆也、小泉孝太郎も唸った誘拐ミステリーの金字塔『真犯人』が文庫化!
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41年目の誘拐事件を再捜査!
江戸川乱歩賞作家・翔田寛による骨太な警察小説
今秋、WOWOWで連続ドラマ化(9月23日スタート)される、誘拐ミステリーの金字塔『真犯人』が、ついに文庫化!
ドラマで主人公の重藤成一郎管理官を演じるのは、名優・上川隆也さん。
20代、40代、60代、すなわち青春期、壮年期、円熟期の3つの時代を見事に演じきりました。
昭和と平成の2つの事件の真相解明に奮闘する刑事・日下悟役には、小泉孝太郎さん。
犯人逮捕に執念を燃やす刑事たちの熱き魂が描き出されます。
東名高速道路裾野バス停付近で、男性の他殺死体が発見された。
その後の捜査で、被害者は三軒茶屋に住む須藤勲と判明する。
静岡県警裾野警察署の日下悟警部補は、借金がらみの揉め事の線を洗っていたところ、被害者が41年前、誘拐事件に巻き込まれていたことを知る。
須藤勲の長男・尾畑守くんは、昭和49年7月27日、自宅付近で行方不明となり、その後、身代金の要求が入ったが、8月19日、都内の多摩川で遺体が発見された。
尾畑守くん誘拐事件については、時効直前の昭和63年夏、県警の威信をかけて再捜査が行われていた。
日下は、今回の事件と誘拐事件に関連性があるとみて捜査を開始。
再捜査の指揮をとった当時の管理官・重藤成一郎元警視に面会を求める。
26年前に時効成立した事件が、いま再び動き出す――――。
誘拐事件を解決するべく個性あふれる刑事たちが不眠不休で奔走。
綿密な捜査の描写にぐいぐい引き込まれていきます。
〝真犯人〟にたどり着いたとき、魂に激震が走る骨太な警察小説です。
ドラマとともに、ぜひ原作本もお楽しみください!!
「昭和と平成、犯人と刑事。
螺旋のように絡み合う〝人間たちの業〟。
その結末に唸りました」――上川隆也
「刑事たちの想いが一つになった時、深い感動が訪れます」――小泉孝太郎
著/翔田寛
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