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2018.8.8

逆説シリーズ著者が「日本史の極意」を初公開!『日本史真髄』

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日本人の思考や行動を呪縛するものの正体を日本史の出来事から読み解く。

この一冊で百冊分の教養が身につく決定版!!

シリーズ累計514万部を突破する歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』の著者・井沢元彦氏が、30年以上に及ぶ執筆活動で体得した「日本史を理解する極意」を初公開!

著者の井沢元彦氏は本書の「はじめに」でこう述べています。

 

‹‹私は、個人の作業としてはあまり例がない、日本通史である『逆説の日本史』の執筆を通し、日本には他国にはない日本人独自の宗教に基づく三つの信仰があり、その信仰が太古から現代に至るまで日本人を縛り続けていることを知った。一つ目は「ケガレ忌避信仰」、二つ目は「怨霊信仰」、そして三つ目が「言霊信仰」である。

(中略)

本書では、それぞれの信仰がどのようなもので、どのような形で日本人の行動を呪縛してきたのかということを、具体的な歴史事実を用いて読み解いていく。さらに、この三つの信仰と深い関わりを持ち、同じく日本人の行動を規制している「和」「朱子学」「天皇」についても合わせて解説した。››(「はじめに」より)

 

「ケガレ」「和」「怨霊」「言霊」「朱子学」「天皇」――6つのテーマ(逆説史観)で2500年史を読み解くと、教科書では学べなかった〝本当の日本史〟を知ることができます。

例えば――。

西郷どんの本名は隆盛ではなく「隆永」だった!?

江戸幕府が滅びた原因は徳川家康の導入した統治理念だった!?

織田信長が天皇の権威を超えるために取った戦略とは?

なぜ紫式部は藤原政権絶頂期に『源氏物語』を書けたのか?

邪馬台国の女王は「卑弥呼」ではなかった⁉

京都御所より大きかったオオクニヌシを祀る出雲大社

・・・・・・こんなこと、学校では習ってなかった、という方がほとんどではないでしょうか。しかし、本書を読み終えた時、あなたは「本当の日本史」を知ることになります。

そして同時に、「ケガレ」「和」「怨霊」「言霊」「朱子学」「天皇」という6つのものによって、現代に生きるあなた自身の思考や行動が縛られていることに気づかされるでしょう。 

 

〈目次〉

はじめに──「本当の日本史」を知るための六つのキーワード 3

第一章  ケガレ忌避信仰──平清盛「武士」政権の誕生と「部落差別」問題

第二章  和の精神──聖徳太子「憲法十七条」と話し合い絶対主義

第三章  怨霊信仰──崇徳上皇の祟りを恐れた明治天皇の懺悔文

第四章  言霊信仰──邪馬台国の女王卑弥呼と「本名のタブー」

第五章  朱子学という「宗教」──徳川家康の統治理念と倒幕運動の皮肉

第六章  天皇と日本人──「アマテラスの末裔」が支配する国のルール

おわりに──日本史の醍醐味を知る「基本中の基本」

 

小学館新書

『日本史真髄』

著/井沢元彦

 

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