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2018.4.19
中国の寿司屋のネタは安全か?『ルポ 中国「潜入バイト」日記』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
日本人ジャーナリストがカラダを張って中国人と働いてきました!
「中国」「中国人」という言葉を聞いたとき、どんなイメージを抱きますか?
爆買い、コピー商品、共産主義政党による一党独裁制国家、反日教育、尖閣諸島、大気汚染、毒食品、横暴、猥雑、喧騒など・・・ネガティブな印象のほうが多いのではないでしょうか。
「日本人には理解しがたい超大国・中国のリアルな姿が知りたい!」
ジャーナリストの著者は、中国で中国人と一緒に働くことを通して、彼らの〝実情〟に迫ることを試みます。
はじめに上海の寿司屋に潜入し、次に反日ドラマに日本兵役として出演。
続いて山東省の田舎町にあるパクリ遊園地で七人の小人とともにパレードを踊り、さらに婚活パーティで中国人の彼女を探します。
最後に上海の高級ホストクラブに勤務。
その後、日本に帰国し、都内で爆買いツアーのガイドや中国人留学生の管理人に。
「最初は軽い気持ちで始めた潜入労働だったが、通常の取材では知り得ないことをリアルに知ることのできる面白さに目覚め、二匹目、三匹目のドジョウを捕まえたいと考えるようになった。中国人だらけの職場で汗を流している時は、まだ誰も見たことのない世界を見ているような気持ちになり、もっともっと潜入したいと欲が出た。それは必ずしも容易ではなかったが、こうして7つの現場を経験した」
寿司屋のネタは新鮮なのか? 衛生面は?
反日ドラマのスタッフたちはやっぱり反日?
パクリマインドはどこからくる?
中国人の結婚観は?
どんなルックスがモテる?
6泊6万円の日本ツアーはどうやって元を取る?
なぜ中国人は日本で部屋を借りにくい?
中国での奇妙な交流と職業体験から得た中国人のリアルな生態を描いた、全く新しいルポルタージュ。
はたして日本人が「中国」「中国人」に抱くイメージは正しいのか? それとも・・・。
彼らの〝素顔〟がわかる一冊!
「どの現場もそうだったが、目の前に与えられた仕事に没頭していると、自分が取材者であることを完全に忘れる瞬間が少なからずあった。寿司ネタをガスバーナーで炙ったり、ピエロの衣装を着てダンスを踊ったり、留学生に賃貸物件を紹介したり・・・・・・。当初はもちろん、取材者として何か面白い現場を見てやろう、記事になるようなネタを探してやろうと思って始めるのだが、何時間も、時には何日間も連続で中国人とともに働いていると、そんなことは頭のなかから吹き飛んでしまう忘我の瞬間が結構あった。
取材者としては、注意不足だったかもしれない。でも、本当に面白い場面を見たり、ありのままの本音の言葉を聞けたりしたのは、そんな瞬間だったような気がしている。取材者であることを忘れ、ただの一人の日本人として見聞きしたこと。後々心に残ったのは、そういうものだった」
小学館ノンフィクション大賞で審査員一同を爆笑の渦に巻き込んだ異色の最終候補作です。
小学館新書
著/西谷格
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