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2018.2.15

「ラブホ軒数」と「デキ婚」には相関関係があった!?知的好奇心がかきたてられる『47都道府県の偏差値』

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「ラブホ軒数」と「デキ婚」には相関関係があった!?知的好奇心がかきたてられる『47都道府県の偏差値』

統計マニアが分析したデータで読み解く〝リアル・ケンミンSHOW〟開幕!!

日本には多種多様な統計データが存在します。

そこから47都道府県の県民性をあぶり出そうとしたのが本書です。

著者は小さい頃からデータを見るのが好きで、趣味が高じて「都道府県別統計とランキングで見る県民性」や年次変化に着目した「年次統計」など、データベースを駆使した統計サイトを複数運営しています。

統計マニアの著者は、統計データに載っている実数をただ比べるようなことはしません。

東京都など人口が多いところが有利になるのは当たり前だからです。

たとえば<病院の数>、単純にカウントすると――1位:東京都、2位:北海道、3位:大阪府という順になります。

ところが、人口10万人あたりで見ると――1位:高知県、2位:鹿児島県、3位:徳島県という、まったく違ったランキング結果になります。

ほかにも、<コンビニの店舗数>の実数ランキング1位:東京都、人口あたりのランキング1位:北海道。

<スナック・キャバクラ店舗数>の実数ランキング1位:東京都、人口あたりのランキング1位:沖縄県。 

どちらがその県の実態や肌感覚に近いかといえば、単位人口あたりの比較なのです。

「アイスクリーム・シャーベット消費量の最下位は沖縄県」、「若い女性が多いのは鹿児島県」、「少年犯罪検挙人数が多いのは福岡県」、「うつ病患者数が多いのは愛媛県」など、おおかたの予想とはまったく違うランキングになることも珍しくなく、ケンミンの真実が明らかに。硬軟入り混じったさまざまなデータで、リアルな県民性を暴いていきます。

 

さらに、それぞれのデータを照らし合わせてみると、驚くべき相関関係が明らかになることがあります。

たとえば次の数字をご覧ください。

 

<ラブホテル軒数>

1位:宮崎県

2位:佐賀県

3位:福島県

4位:熊本県

5位:鳥取県

6位:栃木県

7位:青森県

 

<デキ婚率>

1位:沖縄県

2位:佐賀県

3位:福島県

4位:青森県

5位:熊本県

6位:長崎県

7位:宮崎県

 

ご覧の通り、上位の顔ぶれがほぼ重複しています。

著者は独自に「相関度」を算出していますが、<ラブホテル軒数>と<デキ婚率>の相関度はかなり高いのです。

「ラブホがたくさんあるところではデキ婚が多いのではないか?」と推測できる興味深いデータです。

 

本書では厳選したデータを100以上紹介!

地元民すら知らなかった衝撃の真実が、白日の下に!

いま暮らしているところや出身県がどういう順位になっているのかを調べつつ、ランキングから理由を想像してみるのも面白い!

仕事でも、プライベートの会話でも、必ず役に立つ統計エンタメ本です!!

 

小学館新書

『47都道府県の偏差値』

著/久保哲朗

 

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