お知らせ

2016.11.24

現在82歳のノッポさんのウィットに富んだトーク。ゴン太君とのケンカの真相も・・・『ノッポさんの「小さい人」となかよくできるかな?』

この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。

キーワード: 子ども エンタメ テレビ

現在82歳のノッポさんのウィットに富んだトーク。ゴン太君とのケンカの真相も・・・『ノッポさんの「小さい人」となかよくできるかな?』

「できるかな」のノッポさんに再び会える喜び!

 

1970年~1990年に放映された

NHKの工作番組「できるかな」のこと

おぼえていますか?  知っていますか?

子どものころみた、この番組のことを思い出すと、

言い表わしようのない

郷愁にかられるのではないでしょうか。

 

‹‹みなさん多分、「できるかな」を観ていた

当時の素直な気持ちに、ふわっと戻るんでしょう。

最近もこんなことがありましたよ。

行きつけのそば屋さんで、

50過ぎの御婦人がふたり、私に気がついてね。

"うわぁ、ノッポさんですよね?"とか

"ノッポさんだ、ノッポさんだ!"とか、

大はしゃぎして。それはそれはかわいらしい笑顔で

話しかけてこられたので、

"そうですよ。あなたがたも大きくなりましたねぇ"

と、頭をよしよしして差し上げました。

とっても喜んでいましたよ()››

 

そう語るのは、この人気番組で、

ひと言もしゃべらずに

身近な道具と素材をつかって

あざやかに工作をしてしまう、

"ノッポさん"として大活躍した高見のっぽさん。

本書では、82歳になったノッポさんが、

大人になった私たちに向けて、

饒舌に語りかけてくれます。

 

ノッポさん流、人づきあいの流儀

 

「大人」と「子ども」のことを

「大きい人」と「小さい人」と呼ぶノッポさんが、

ずっと考えてきたこと、いま考えていること、

未来について考えていること。

子どもにも、大人にも、

敬意をもって接するノッポさんは、

こちらの都合で相手を大きいとか小さいとか

判断しないほうがいい、といいます。

 

‹‹大人は小さい人とつきあう時、

「長幼の序」なんてものを考えない方がよろしい。

だって、56歳ともなれば、彼、彼女らは眼前の

大きい人をちゃんと長と認めて、それなりの序列を

自分に納得させていくのです。「長幼の序」、

それは彼らに決めてもらえればいいのです››

 

「小さい人」とのつきあい方、

「大きい人」とのつきあい方。

ノッポさんが「小さい人」だった頃の話。

ノッポさんの生き方や人生哲学を

この一冊にギュッと凝縮しました。

 

ノッポさんとゴン太君のケンカの真相・・・

 

また、各章末のコラムでは、

あの「できるかな」の撮影秘話も!

 

‹‹ゴン太君

(日本人形協会常任理事の故・井村淳氏)

ノッポさんの好き勝手な演り方をようく見ていて、

その芝居のスキ間に自分の演り場を見つけると、

それを本番に出して来ました。

私にはこれは全く問題ないことでした。

"おお、そう演りますか。どうぞ、どうぞ"

ぐらいの余裕はこっちにだってありましたからね››

 

ノッポさんのお話は、自分のなかの

「小さい人」と再び向き合えるような

不思議な感覚にさせてくれます。

 

『ノッポさんの「小さい人」となかよくできるかな?

ノッポ流 人生の極意』

著/高見のっぽ

 

★ 刊行記念トークイベント開催

日時:2016年11月25日(金)

場所:東京堂書店・神田神保町店(03-3291-5181)

刊行記念として、トークイベントが決定!

ノッポさんの紙芝居朗読もあります。

ぬくもりと含蓄、ウィットに富んだ

ノッポさんワールドへ、ぜひお越しください!!

関連リンク