お知らせ
2016.10.12
児童精神科医のパイオニア・佐々木正美と魂の詩人・相田みつをが「人生の終盤をいかに悔いなく生きるか?」 をあなたに問いかけます。 『人生のおさらい 自分の番を生きるということ』
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『育てたように子は育つ』、『なやみはつきねんだなあ』につぐ、児童精神科医のパイオニア・佐々木正美と魂の詩人・相田みつをによる3冊目のコラボ!
‹‹いま、私が人生に感謝できるのは、子ども時代に母と父があふれる愛情を注いでくれたから。すべてはそこから始まったのだと確信を持って言えます。
そして、これまで多くの仲間と交流し、仕事に職場に恵まれ、伴侶に恵まれ生きてきました。自分の人生を振り返り、「人生に感謝する」という意味を噛み締めながら、私は至福のなかにいるのです››
著者は、『育てたように…』で子育てを語り、『なやみはつきねんだなあ』で、今を生きることを問いかけてきた"癒やしの精神科医"佐々木正美。
本書では、今年、81歳を迎えた著者が、相田みつをの言葉とともに、自身の人生を回顧し、「人生の終盤をいかに悔いなく生きるか?」を、読者に向けてメッセージを送ります。
‹‹この本では、これまで出会った人々、そして、精神科医という仕事を通して得た人生の処方箋を、相田みつをさんの書の言葉とともにお伝えしたいと思います。
相田さんは、人間の生きる一刻一刻をとても強く肯定されています。どんなにうまくいかなくても、一生懸命生きていれば、それがみんな肯定的な意味を持っているのだと、非常に力強く、静かに表されています››
第1章「いま、人生に感謝して」では、さまざまな"出会い"への感謝。第2章「自分の番を生きるということ」では、"いのちのバトン"をつなぐことの意味について著述。
また、巻末には、相田みつを美術館館長が語る「父・相田みつをと佐々木正美さん」を収録しています。これはその一部です。
‹‹先生の語り口は坦々としていますが、清らかなせせらぎのように静かに心に沁みてきます。臨床医として、長年患者さんに接してきた、その蓄積が文章ににじみ出ているのだと思います。
どの章も感銘深く読ませていただき、「人生の最終コーナーでこのような本が自分も書けたら本当にうれしいだろうな」と素直に感動しました。そして、そのような先生のメッセージの象徴として父の作品が使われているということを父本人も喜んでいることでしょう››
あなたの"こころ"に火を灯す一冊です。
著/佐々木正美 書/相田みつを 監/相田一人
★ 2016年9月に開館20周年を迎える「相田みつを美術館」。本書関連の企画展が予定されています!
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