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2019.10.10

日本人はなぜ、「あんこ」に惹かれるのか?『サライ 11月号』

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日本人はなぜ、「あんこ」に惹かれるのか?『サライ 11月号』

奈良でこころを磨き、あんこでリラックス

知識も経験も豊かなシニア世代にとって、人生に必要なのはホンモノと正統のみ。

『サライ』は旅、美味、芸術、文化、道具など、あらゆる分野でホンモノと正統を取り上げ、人生(LIFE)を豊かに、暮らし(life)を愉しくする月刊誌です。

 

推古15年(607)、法隆寺創建。

和銅3年(710)平城京遷都。

以来、長岡京遷都(784)以降も、大和(やまと)は寺社建築、仏像建立などの最先端技術や文学芸術の士が集う〝日本文化のふるさと〟であった。

令和の秋、奈良の古き良きものを訪(おとな)い、心の琴線を震わせたい。

 

<創刊30周年記念大特集[47ページ保存版]

日本文化の源流、千年来の憧れの地

奈良

悠久の都を巡る

 

第1 飛鳥時代から安土桃山時代まで。時代でわかる美の変遷 奈良の古仏巡礼

仏教とともに請来(しょうらい)された仏像は、出会ったその時から日本人を魅了し続けてきた。

黎明(れいめい)期から円熟期、さらにその先の時代まで、奈良で仏像の美の変遷を追う。

 

巻頭言 山本勉さん(清泉女子大学教授・66歳)

「仏像は信仰の対象であると同時に、愛でるべき美であり続けました」

 

飛鳥時代

奈良時代I

奈良時代II

奈良時代III

平安時代I

平安時代II

平安末期~鎌倉

鎌倉~安土桃山

仏像を識る

第1部掲載仏像の所蔵寺院

 

第2部 朝拝、作務、勤行・・・・・・こころ洗われる体験 奈良は「早起き」に限る

「奈良の人は早起き」といわれるが、なぜ早起きなのか。

その答えは、鹿にまつわる古い伝説にあった――。

早起きして静かな社寺・町を歩けば、本当の奈良に出会うことができる。

朝の体験と旨い朝食、良き宿をご案内。

 

早起き体験一 朝散歩/ならまち、奈良公園周辺、東大寺

早起き体験二 朝参拝/法隆寺、法輪寺

早起き体験三 朝拝/春日大社

早起き体験四 作務 勤行/南都 十輪院

早起き体験五 朝めしが旨い食事処/鹿の舟 竈、古都華、ミアズブレッド

早起き体験六 朝めし自慢の宿/奈良ホテル、NIPPONIA HOTEL、奈良 ならまち、うぶすなの郷 TOMIMOTO、セトレならまち、門前宿 和空 法隆寺

 

<とじ込み付録> 奈良散策地図

 

 

和菓子文化の根底に「あんこ」がある。

作り手により表情を変える奥の深さ。

しかも融通無碍(ゆうずうむげ)。

時に珈琲を纏(まと)い、果汁をまぜても味は破綻せず。

あんこはまさに甘美だ。

 

<特集>

改めて見直したいニッポンの甘味

「あんこ」再発見

 

総論 解説 柴崎本実さん(帝京平成大学助教・41歳)、川野仁さん(医学博士・67歳)

「あんこ史は文化史で仏教史。重要な役割は僧が担った」

 

たいよう

揚最中

アンビザー

コーヒーあんぱん、生ずんだあんぱん

あんこ玉

三文治

まろん

白珠知故

コラム1 徳川吉宗は菓子の発展の礎を築き、餅の命名伝説は豊臣秀吉の独壇場

コラム2 今川焼きの店を開いた深沢七郎、夏目漱石は文章で嗜好が露呈

 

 

<創刊30周年特別付録>

サライオリジナル

「北斎スケジュール手帳」

 

表紙には来春からパスポートにも掲載される葛飾北斎の〝波〟を刻印。

表紙・裏表紙の見返しには、北斎の名作「神奈川沖浪裏」と「凱風快晴」を掲載した(いずれも部分)。

予定を書き込みやすい月別カレンダーや「暮らしのマナー備忘帖」、方眼メモ欄を収録。

 

 

そのほか、連載・読み物も充実の内容でお届けする。

 

『サライ 11月号』ためし読み

サライ公式サイト

 

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