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2019.7.29
見えない瞬間を切り〝撮〟った写真絵本が2019年夏休みの課題図書に!『そうだったのか!しゅんかん図鑑』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
ワクワクドキドキが止まらない!〝しゅんかん〟の世界へようこそ。
ふだん何気なく見ている動きのあるモノの、一瞬をストップ!!
そこだけ撮影してみると・・・肉眼では見えないものが見えてくる!?
瞬間を切り〝撮〟った写真絵本が、≪第65回青少年読書感想文コンクール 課題図書(小学校中学年の部)≫に選ばれました。
この本は、1秒に何千ものコマで〝一瞬〟を切り取る「しゅんかん」写真家のわざの結晶です。
「シャボン玉がわれる!」
「線香花火の火花が散る!」
「ポップコーンがはじける!」
日頃、肉眼で見ているものとは違っていたり、見えているはずのものが、じつは残像だったり・・・驚きの連続!!
めくるとページが2倍になる造本で、より驚き度もアップ!
こちらの王冠のような写真は、どんな瞬間を切り撮ったものかわかりますか?
↗これは牛乳がうすく広がった面に、同じく牛乳を一滴たらしたときにできる「ミルククラウン」です。
きれいなミルククラウンをつくるにはコツがあり、またどんな液体でもできるわけではありません。
著者のしゅんかん写真家・伊知地国夫さんが、瞬間を切り撮ることにハマったきっかけは顕微鏡。
大学の大型顕微鏡で緑色の鮮明なプランクトンを見たとき、小さな顕微鏡で見ていたものとのあまりの違いに驚き、写真に撮ってみたい!と思ったそうです。
「シャボン玉、煙といった身のまわりのものも、撮影のしかたを工夫すると、見たこともない現象があらわれます。科学写真は、自然のしくみが見える窓のようなものだと思います」
なんだか、おもしろいな・・・と思うことこそ、科学への興味の第一歩。
あなたもきっと、いろんな〝しゅんかん〟を撮ってみたくなる、まさに課題図書にぴったりな一冊です。
もちろん、大人になってから見ても、いろいろな発見があります。
ぜひ、親子で想像をふくらませながら、お楽しみください!
↘(想像して下さい。これは何?)
写真/伊知地国夫
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