和田竜
最後の一色
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物語

織田信長による天下布武の軍団が
日本全土を侵略していくなか、
その怪物は戦場にあらわれた。

名を丹後の守護大名、
一色義員の嫡男・五郎と言った。
17歳の青年は、父が倒された圧倒的不利な状況下で、
凄惨な戦闘を繰り広げ、
その場にいた全ての人間を恐怖に陥れる—

一方、信長に丹後を支配するよう命じられた
智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、
決死の覚悟で五郎と戦う。

味方にも本心が見えない五郎が進もうとする先は、
果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。

刀をかわし、心を交わす。何度でも。
絶賛コメント
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著者コメント
【著者プロフィール】
和田竜(わだ・りょう)
1969年12月、大阪府生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。
2003年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞を受賞。
2007年、同作を小説化した『のぼうの城』(小学館)でデビュー。
直木賞候補、本屋大賞2位を経て映画化もされ、
累計200万部のベストセラーとなった。
2014年、『村上海賊の娘』(新潮社)で吉川英治文学新人賞、
そして本屋大賞を受賞し、累計300万部を突破。
他の著作に『忍びの国』(新潮社)、
『小太郎の左腕』(小学館)がある。
【著者好評既刊】