織田信長による天下布武の軍団が
日本全土を侵略していくなか、
その怪物は戦場にあらわれた。
名を丹後の守護大名、
一色義員の嫡男・五郎と言った。
17歳の青年は、父が倒された圧倒的不利な状況下で、
凄惨な戦闘を繰り広げ、
その場にいた全ての人間を恐怖に陥れる—
一方、信長に丹後を支配するよう命じられた
智将・長岡(細川)藤孝、猛将・忠興親子は、
決死の覚悟で五郎と戦う。
味方にも秘策を明かさぬ五郎が進もうとする先は、
果たして織田家の壊滅か、一族の破滅か。
戦国時代最後の怪物が覚醒する。




のぼうの城
のぼうの城
のぼうの城
小太郎の左腕
しまったあとでは、
このタイトル、
切なすぎますよ…。
生きている和田さんには、
我々に見えない
〝何か〟が観えている。 その字列の山脈こそが、
稀代の眺望を
共有する唯一の機会である。
名台詞を想い出す。
未知なる武将たちの
物語に圧倒された。
ぎゅっと抱きしめて、
死ぬな! 生きろ! と叫びたくなった。
コンテンツ部門
バイスプレジデント 坂本和隆 氏
ダークヒーローの物語が、
ここに誕生。
日本中が、
この怪物に恋をする。 読者が感情移入するのは
五郎の
まっすぐさや迷い、
そして抗いがたい
運命に飲み込まれていく姿。
圧倒的な青春ドラマが
ここにある。