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2019.8.14
宇垣美里さん推薦!「世間の言う〝まとも〟じゃなくて何が悪いの?」『上流階級 富久丸百貨店外商部』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
ドラマ化ヒット小説、文庫2か月連続刊行!
わずか一割の富裕層「上流階級」を相手する営業=百貨店の外商。
鮫島静緒(37)は神戸の老舗、富久丸(ふくまる)百貨店・芦屋川店はじまって以来の外商員だ。
‹‹外商というのは百貨店の柱だ。外からは見えないがその経営を支えている母体といっても過言ではない。年間売り上げの三割から四割を、各店舗につき、たった百名ほどの外商部が叩き出す。
その仕組みは思ったよりは単純である。富久丸百貨店のカードを所有していると、お買い物ごとにポイントがつく。当然店側はどれくらいの金額を買い物したのか把握している。そしてその額が年間五十万円以上になると、その情報が外商部の事務デスクへ流され担当から電話がかかってくる。
「お得意様カードにお切り替えされませんか」
このお得意様カードこそ、ある一定の年収を得るものしか入会できないいわゆる外商カードのことである。
外商に入ると様々なメリットがある。まず、セール期間でなくとも超高級ブランドをのぞき、ほとんどの商品が割り引きになる。それは食品も含めてなので、わざわざ百貨店に生鮮食品や日用雑貨を毎日のように買いに来る客もいる。
その代わり、年間七十万以上というノルマがあって、これを下回ると外商カードを取り消されてしまうこともある。また年間使用額によって割引率を細かく分けている百貨店もある。››
一筋縄ではいかないお客様ばかりなのに、新人外商員の静緒に課されたノルマはなんと、月1500万円!!
静緒はカリスマ外商員・葉鳥士朗の勧めで、実家から芦屋の高級マンションに引っ越した。
ところがその部屋には、同じ部署に配属されてきた、実家が資産家のセレブ男子・桝家修平(29)の姿が!?
ひょんなことから、桝家と同居することになった静緒。
実は桝家は、セクシャリティの問題を抱えていて......!
神戸在住の著者による、芦屋と外商の知られざる姿を描いたお仕事小説。
竹内結子、斎藤工、草刈正雄ら豪華キャストでドラマ化もされた話題作です。
発売前重版が決定した第2弾『上流階級 富久丸百貨店外商部 Ⅱ』では、新たな問題が山積!
二人が同居する部屋に、桝家の母親が突然現れて!?
今作でも公私ともに、静緒が奔走します。
帯推薦文は宇垣美里さん。
「世間の言う〝まとも〟じゃなくて何が悪いの?
働くこと、愛すること、生きること・・・
人生難しいことだらけだけれどがむしゃらに働くヒトの姿はどこまでも強く美しい!」
宇垣美里さんと著者のスペシャル対談はこちら▶▶▶https://www.shosetsu-maru.com/node/1373
『上流階級 富久丸百貨店外商部』 『上流階級 富久丸百貨店外商部 Ⅱ』
著/高殿 円
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詳細は帯の内側、および小説丸ツイッターアカウント@shosetsumaruをご覧ください。
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