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2018.8.18

豪剣時代小説新シリーズ『突きの鬼一』『突きの鬼一 夕立』二冊同時刊行!

豪剣時代小説新シリーズ『突きの鬼一』『突きの鬼一 夕立』二冊同時刊行!

シリーズ260万部の「口入屋用心棒」を超える最高傑作登場!

痛快な時代小説を次々と生み出す鈴木英治の新シリーズ。

怒涛の二冊同時刊行でスタート!!

 

いきなり殿さま出奔! 頼みは秘剣と博打!?

尾張徳川家の北隣、美濃北山三万石のあるじ百目鬼一郎太(どうめきいちろうた)の楽しみは月に一度の賭場通いだ。

九歳のみぎり、江戸下屋敷の中間部屋で博打を見聞して以来二十年、負けたことがない。

どういう天の配剤か、賽の目が事前に脳裏に浮かぶのだ。

もっとも、一郎太には別の目論見もあった。

密かに城下に遊べば、民百姓の本音が聞けるからだ。

北山藩は特産の寒天が藩の財政を底上げして、実収十万石。

だが、年貢は依然として六公四民で、藩は百姓の犠牲の上に胡坐をかいていた。

そこで一郎太が百年の計として打ち出した年貢半減令だったが、これが大きな災厄をもたらすことになる。

ある晩、秘密の抜け穴を通り、城下外れの賭場に現れた一郎太は数十人の暗殺隊に襲撃される。

頭格は大垣半象、北山三羽烏といわれた二天一流の遣い手で、国家老・黒岩監物の配下だ。

 

‹‹愛刀を左手一本に持ち替え、一郎太はすっと腰を落とした。左手のみで握っているが、刀は正眼の位置にある。

一郎太が江戸で学んだ洲阿衣陰流(すあいかげりゅう)の秘太刀で、滝止(たきどめ)という。突きの秘太刀である。

この技を最も得意とし、師匠すら凌駕していた一郎太に人は突きの鬼一との異名を与えた。

迫り来る敵に向かって一郎太は蝶のようにひらりとひらりと舞っては、確実に相手の胸に刀を突き通していった。››

 

あっという間に二十人以上を斬り捨てた一郎太は虎口を脱する。

ところが、襲撃者の中に年貢半減令に賛同する城代家老・伊吹勘助の倅・進兵衛の姿があった。

俺の策は家臣を苦しめていたのか。

忸怩たる思いの一郎太は藩主の座を降りることを即刻決意、実母・桜香院が偏愛する弟・重二郎に後事を託して江戸に向かう。

だが、事はこれでは収まらなかった・・・・・・。

 


 

早くもクライマックスのシリーズ第2弾!

江戸に向かった一郎太は、竹馬の友で忠義の士・神酒藍蔵(みきらんぞう)とともに、江戸三大青物市場のひとつ、駒込土物店を差配する槐屋徳兵衛(さいかちやとくべえ)方に身を落ち着ける。

中山道板橋宿の手前で、護摩の灰を追い払ってやったのが縁だ。

しかし、御家を離れた一郎太の江戸暮らしは、平穏無事ではなかった。

槐屋は近隣を仕切る町名主で、あれこれと揉め事の仲裁に忙しい。

居候の一郎太も肘枕で寝ているわけにもいかず、駆り出される。

そんな折、博打の虫が騒ぎ出し、山桜一家の賭場で遊んだ一郎太が、浪人者たちに襲われた。

相手は二天一流の大垣半象、二度と刃は向けませんと誓った国家老黒岩監物の配下だった・・・。

 

必殺〝秘剣滝止〟がうなる白熱の豪剣娯楽時代小説シリーズ!

 

「こんな作品、二度と書けません」

――著者・鈴木英治

 

小学館文庫

『突きの鬼一』

著/鈴木英治

 

小学館文庫

『突きの鬼一 夕立』

著/鈴木英治

 

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