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2018.6.4
100万人OB・OG必読!こんなにも変わった『早稲田と慶應の研究』
この記事は掲載から10か月が経過しています。記事中の発売日、イベント日程等には十分ご注意ください。
偏差値、就職先、社長輩出率からモテランキングまで徹底比較!!
「あほう学部お世辞学科」
今、慶應の法学部政治学科の学生にこんなことを言ったら、確実に問い詰められます。
同じく、早稲田の社会科学部の学生に、「シャシャシャの社学」などと替え歌を歌っても、不思議な顔をされるのがオチです。
いつの時代もある大学内の「学部ヒエラルキー」ですが、今と昔ではずいぶん様相が変わりました。
たとえば、30年ほど前の慶應は医学部以外では「経済学部→法学部法律学科→法学部政治学科→商学部→文学部」の順番でしたが、現在は「法学部政治学科→法学部法律学科→経済学部→商学部→文学部」という階級意識になっています。
一般学部の中でもっともエライとされているのは、前出の法学部政治学科なのです。
一方、早稲田の学部ヒエラルキーは慶應よりも大きな変化があります。
かつて誰でも入れるといわれた社学の入試偏差値は67.5に上昇し、法学部と同じ数値に。
現在の学部ヒエラルキーは「政経→法・・・・・・一番下が教育」、人間科学部とスポーツ科学部は所沢キャンパス開設当初から「別大学」扱い。
学部ヒエラルキーだけでなく、学生たちの雰囲気も大きく変わりました。
ダサイの代名詞だったワセジョは、ファッション誌に登場する読者モデルの人数で、おしゃれで名高い慶應女子を抜き、バンカラを知らない早稲田男子は慶應ボーイに急接近!
受験現場でも異変あり・・・・・・。
「大学図鑑!」(ダイヤモンド社)を毎春、20年にわたって出し続けてきた大学通の著者が、私大の両雄とされる早慶を丸裸にします!
‹‹本書は、2種類の読者層のニーズに応えられるものだと考えている。
まずは、大学受験生やその保護者、あるいは受験生を支援する教育関係者である。今現在の早慶が社会の中でどんなポジションにあり、そこに通う学生がどういったことを考えているのか、リアルに描いたつもりだ。大学の公式案内では得られない内容を、実用情報として利用していただきたい。
もうひとつのニーズは、早慶OB・OGの母校イメージ更新だと考えている。ご自身の学生時代とどう違うか。「親世代」が若かった30年前と、今の比較を随所でしている。早大生と慶大生の現況を知ることが、今の若者理解につながれば本望だ。››(本書「はじめに」より)
早慶OB & 受験生の親必見! アッと驚く新・早慶研究本です。
<目次>
第一章 もはや「経済の慶應、政治の早稲田」ではない
第二章 受験戦線異状アリ
第三章 ガクモンのしくみ
第四章 いまどきの学生事情
第五章 成功しているのはどっちだ? 卒業後の早慶戦
小学館新書
著/オバタカズユキ
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