0から1の画期的なアイデアを生み出すビジネスプロセス「デザイン思考」のノウハウと活用法を、まんがの中の具体的事例と解説記事でわかりやすく紹介！

「人間」の行動に注目し、今までにないアイデアやイノベーションを生み出す「デザイン思考」。

iPodの商品開発に深くかかわったことで知られるアメリカのデザインコンサルティング会社・IDEO社が提唱し、今では世界中の企業で導入されています。

本書では、「デザイン思考」の３つのプロセス

・潜在的ニーズを見つける「着想」

・アイデアを創造・構築・検証する「発案」

・市場に導入する「実現」

を、わかりやすくシミュレーションコミック化しました！

世の中を変えるような素晴らしいアイデアを生み出せるのは一握りの天才か偶然だけではありません。

「すべての人間に創造力はある。

ただ、それに気づいていないだけ」ということを、この本で実感できます。

本書の監修者・田村大氏は、東京大学「i. school」共同創設者であり、京都大学、九州大学、一橋大学などで、デザイン思考に基づくイノベーションの実践教育を担当。

まんがの中の具体的な事例やまんがと連動した解説記事を通じてデザイン思考を学べる一冊です。

【STORY】

カフェチェーン最悪の赤字店の店長を命じられた3年目社員・三島雄介。

暗い顔で店に出ていた彼は、偶然居合わせた大手企業会長・大西に声をかけられ、相談をする。

「この店にはインプルーブメント（改善）ではなく、イノベーション（革新）が必要なのかもしれんな」

「新しいアイデアなんて狙ってだせるものじゃない。そんなことできるのは、それこそジョブズとか一握りの天才だけですよ」

「芸術家や企業家だけでなく、すべての人間に創造力はある。ただ、それに気付いていないだけだ」

デザイン思考に精通する大西の言葉に触発された三島は、大西の教えを受けながら、あきらめかけていた店のイノベーション、立て直しへの挑戦を始める･･･！

本書の監修者・田村大氏は、東京大学「i. school」共同創設者であり、京都大学、九州大学、一橋大学などで、デザイン思考に基づくイノベーションの実践教育を担当しています。

これは田村氏による「あとがき」の一部です。

‹‹どうデザイン思考を用いてイノベーションを起こしていくのか。「これを具体的に踏み込んで解説するような書籍を紹介してほしい」――これは、監修者にしばしば寄せられる質問だ。意外なことに、この問いに真正面から応えるようなものが、これまで存在していなかったように思う（特に日本では）。そういう意味で、本書はそんな実務家たちのかねてからのニーズに応える、重要な役割を担うことになるだろう。「デザイン思考という概念はわかった。次は、それを自分たちのビジネスに活かしていきたい」という、意欲ある方々に、まずは本書を手に取っていただくことを願っている。››

まんがとしても面白く、解説記事やコラムも充実した本書。

具体的な事例を通じて、デザイン思考の流れやビジネスへの活かし方を学べる一冊です。

『まんがでわかるデザイン思考』

著・脚本／小田ビンチ　 著・作画／坂元勲　 監／田村大

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