さあ、ご同輩、一緒に「老い支度」はじめませんか？

人生をどう終えていくか。

定年後、あるいは定年を間近に控えて、その先をどう生きていくか。

寿命が長くなった今だからこそ、それは多くの人にとって、大きな悩みとなっています。俳優・武田鉄矢さんは40代半ば頃から、すでに人生の降り方について考えてきました。

いつまでも人生を登ってばかりはいられない。

だからこそ武田さんは、これまで出会ったさまざまな人、書物で出会った師とも言える人々から、学んできたといいます。

本書は坂本龍馬、白川静さんや内田樹さんほか、武田さんが私淑する著名人や歴史上の偉人、書物で出会った師から集めた言葉の数々をもとに、人生の降り方を考えたものです。

さらに武田さん自身が遭遇した人物や出来事、色恋や失敗、挫折など知られざるエピソードも、さまざま開陳されています。

それもこれも、今の自分を作った道標だからこそ――。

武田さんは文庫化にあたっての「あとがき」にこうつづっています。

‹‹「老い」とはなかなかの難敵。ライバルですぞ。その四年の間、「老い」に立ち向かう「術」を、そして「一念」を懸命にさがしております。››

さあ、ご同輩、一緒に「老い支度」はじめませんか？

「老い」ていない人が読めば、将来に光明を。

「老い」ている人が読めば、心が軽くなること間違いなし！

人生に迷ったときに読みたい座右の書になるはずです。

親友・西田敏行さんの解説も読み応えたっぷり！

『アラ還とは面白きことと見つけたり』

著／武田鉄矢

★こちらもオススメ！

・人気作家の作品全ページ無料公開中！ 小学館文芸のポータル・サイト『小説丸』オープン！

・梅沢富美男が浮気の真相から極貧の少年時代、役者としての生き様まで本音で語りつくす！『富美男の乱』

・百歳の現役医師・高橋幸枝先生が語る「昨日よりも若くなる暮らし方」。『そっと無理して、生きてみる 百歳先生の人生カルテ』

・｢幸せって何？｣を教えてくれる四文字の言葉をあなたに贈ります。迷いが晴れる「心の授業」『よっぽどの縁ですね』

・病床が不足して死に場所がなくなる2025年問題を前に。『わが家で最期を。家族の看取り、自分の"そのとき"に後悔しない50の心得』