テレビ・映画化

2017.5.2

本の発売から15年を経て映画公開! 『八重子のハミング』は多くの人の心を揺さぶる感動作、5月6日より全国順次公開!!

本の発売から15年を経て映画公開! 『八重子のハミング』は多くの人の心を揺さぶる感動作、5月6日より全国順次公開!!

 本書が原作となった映画『八重子のハミング』が、作品の舞台で異例のヒットとなった山口県での先行ロードショーに続き、いよいよ5月6日(土)より順次全国公開。

 

 さて、この作品、単行本が刊行されたのが、15年前の2002年4月。文庫化されたのが05年6月で、累計発行部数は約8万部。その感動ストーリーを紹介すると──

 5度のがん手術から生還した著者の陽(みなみ)信孝さん。自らに迫り来る死の影に怯むことなく、若年性アルツハイマーの妻・八重子さん(02年12月死去・享年65)を12年間、約4000日にわたって介護を続けた、夫婦の純愛と家族の愛情を描いた感動作。妻を、家族を温かく見つめて詠んだ80首の短歌も紹介され、「現代の『智恵子抄』」とも評されています。

 

 この感動的な老老介護に注目したのが映画監督の佐々部清さん。大ヒット作の映画『半落ち』『ツレがうつになりまして。』などを手がけ、本作は7年の構想を経ての映画化となった。

 主人公の信孝さん役は升毅さん、八重子さん役は高橋洋子さん。ふたりの壮絶な演技は観る者を圧倒し、さらに、舞台となる山口県萩市の美しい町並みも見逃せません。

 

 2025年には4人に1人が75歳以上になるという超高齢化社会の中で、500万人にもなるともいわれる認知症患者。夫を、妻を、家族の介護が求められるのは他人事ではない時代が来ています。

 著者の陽さんは全国各地での講演会でこう言います。

「介護をしていて毎日逃げ出したかった。家族の壊れていく姿を見ながら、誰が好んで介護をやりますか? 人間ってそんなに強くないですよ。ただ悔いは残っています。何もしてやれなかったと。もっと心を配っていたらもっといい介護ができたんじゃないかと。人間、怒りには限界があっても、優しさには限界がないのですから」

 この言葉を噛みしめ、是非、本、そして映画に出会ってみてください。

 

『八重子のハミング』(小学館文庫)

著・陽 信孝(みなみ・のぶたか) 定価:本体476円+税

本書の内容はこちら

 

映画『八重子のハミング』公式サイトはこちら

 

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