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2016.12.9

ピカソ VS デュシャン なにをもって「絵画」は「絵画」と認定されるのか? 『西洋絵画の歴史 3 近代から現代へと続く問いかけ』

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キーワード: アート 美術

ピカソ VS デュシャン なにをもって「絵画」は「絵画」と認定されるのか?  『西洋絵画の歴史 3 近代から現代へと続く問いかけ』

画期的な西洋絵画の

入門書シリーズ、ついに完結!

 

15世紀ルネサンスから

20世紀までの西洋絵画の歴史を、

豊富な図版と詳細な図解でたどる

「西洋絵画の歴史」シリーズ。

西洋絵画の原点ともいうべき

ルネサンス激動の1世紀あまりをたどった

「西洋絵画の歴史1 ルネサンスの驚愕」

バロック・ロココの時代が

絵画にもたらした意味や役割に注目した

「西洋絵画の歴史2 バロック・ロココの革新」

そして、19世紀、20世紀の

近現代約200年間を対象としたのが

第3巻『近代から現代へと続く問いかけ』です。

 

絵画の本質を

さまざまな視点から読み解く!

 

本書では、200年の間に

めまぐるしく変貌した

絵画の歴史を理解するうえで

時代を追った年代的記述ではなく、

10の視点からテーマを設定。

 

第1章 画家、芸術家という存在

 

第2章 近代文明の光の影

 

第3章 愛と死

 

第4章 自然と幻想

 

第5章 西洋とその外部

 

第6章 平面と色彩

 

第7章 筆触と未完成

 

第8章 抽象絵画と超越性

 

第9章 引用とコラージュ

 

10章 枠組みを問う作品

 

近代文明が絵画にもたらした影響や

社会における画家という存在そのものの変化、

非西洋社会との邂逅が絵画に与えた衝撃、

自然とのかかわり、愛や死についての表現など、

絵画とその「外側」との関係に着目するいっぽう、

テーマ、形式、技法・・・さらには、

絵画の枠組みそのものを問いかける絵画など、

絵画の「内側」にも注目。さまざまな視点から、

一見、難解に見える近現代絵画の全体像を、

浮かび上がらせます。

 

ルノワール、ゴッホ、ピカソ、デュシャン、

数多くの巨匠たちの美麗な図版を掲載!

 

ダヴィッド、アングル、ドラクロワ、モロー、

ミレー、マネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、

ゴーガン、セザンヌ、ルドン、ピカソ、

マティス、ダリ、クレー、カンディンスキー、

モンドリアン、デュシャン、ポロック、

ウォーホルら数多くの巨匠たちの

美麗な図版も掲載。

 

本書の刊行によって

「西洋絵画の歴史」は、ついに完結!

あらためて全巻を通してみれば、

よりいっそう絵画の歴史を理解できます。

絵画鑑賞の楽しみが倍増する

今までにない画期的入門書です。

 

小学館101ビジュアル新書

『西洋絵画の歴史3  

 近代から現代へと続く問いかけ』

監/高階秀爾  著/三浦篤

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